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きょろ★

出身・在学高校:
奈良県立香芝高等学校
出身・在学校:
摂南大学
出身・在学学部学科:
理工学部電気電子工学科
在籍企業・組織:

自転車を含め自動車など、乗り物が大好きです!
何かそれ関係で悩んでいる人は是非ご相談下さい★
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ブログは、私が現在活動しているe-bike(電動自転車)の研究・開発サークルのブログです。
興味がございましたら、覗いて頂けると幸いです。


最終更新日:2019年03月18日 初回執筆日:2019年03月18日

まだ見ぬe-bikeを求めて!

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Cytech(イギリス自転車専門学校)、SHINGA(オランダ自転車企業)、Dutch Cycling Embassy(オランダNGO団体)
  • イギリス・オランダ
  • オックスフォード・スケインデル
留学期間:
5週間
総費用:
1,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 600,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC415> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC485>

留学内容

 イギリスとオランダへ5週間、e-bike(電動自転車)についての技術的知識と、カスタマーのニーズなどを調査するため留学しました。
 イギリスでは三週間かけ、普通の自転車とe-bikeについての知識を身に着けました。一つめのコースとして、普通の自転車を全て分解し、それを再度元に戻すという作業を行い、自転車の基礎知識から応用的な知識まで学びました。次のコースとして、e-bikeの心臓部であるモーター部分を分解し、それを再度元に戻すという作業を行い、モーターの配置方法や、メカニズムについて学びました。私はそれら二つのコースを受講したことにより、自転車についてほとんどの知識を身に着けました。さらに、私は日本人唯一のCytechで資格を取った人になりました。
 その後オランダで二週間、e-bike企業へインターンシップを行いました。そのことより、お客様と話をすることが出来、現地人の自転車に対する考え方やニーズなどを学べました。
 さらにオランダでは、オランダから世界にサイクリングを広めることを目標にしているNGO団体、Dutch Cycling Embassyにインタビュー調査を行いました。インタビューでは、オランダの現在の問題点や今後について調査しました。今まで私は、日本の自転車事情は圧倒的にオランダに負けていると考えていたが、調査をしたことにより日本の良い点も見つけ出せました。

留学の動機

私がアルバイトをしている自転車屋である日お客様から質問を受けました。「私みたいな筋力がなくても簡単に楽しく乗れる自転車はありませんか?」と、その時私は「この人のように自分に合った自転車と出会えてない人がどれだけいるのだろう?」と考えました。そこで、老人や障害者の方など自転車と縁が無かった人でも簡単に乗れる自転車を作りたいと思い、e-bike先進国のヨーロッパへ留学し知識を身につけようと決めました。

成果

自分の好きなことの話なら言語の壁を越えれるということも学びました。これらの学びよりもっと色んな国の人と、サイクリングをしたり、パーツの話をしたりと沢山の会話をしたいと思うようになり、世界中の人と今以上に自転車で繋がるというまた新しい目標が出来ました。さらに、現地に行って学んだことにより、リアルな実情を学ぶことが出来新たな課題も見つかりました。

ついた力

対話力

留学中、少しでも何か知識を入れないと勿体無いと考え、沢山の人と対話をしました。最初は語学力が無かったので、意思疎通が難しかったのですが、諦めず身振り手振りを行い、一生懸命話をするように心掛けました。そのことによって、自分の好きな「自転車」というモノの新たな価値観や、考え方を身に着けました。同時に、自分の好きなことの話には語学力がいらないということも学びました。

今後の展望

私は将来、誰もが楽しめ、ワクワクするような電動モビリティを製作出来るような人になりたいです。
そのため現在私は、大学内でe-bike(電動自転車)の研究・開発サークルを立ち上げ活動中です。

留学スケジュール

2018年
8月~
2018年
8月

イギリス(オックスフォード)

最初のイギリスでは2週間かけ、普通の自転車の知識を身に着けました。内容は、自転車を全て分解し、それを再度元に戻すという作業を行い、自転車の基礎知識から応用的な知識まで学びました。その作業を行うことにより、ペダルの外し方から、ホイールの作り方まで学びました。そのことより、自転車の基礎知識から応用的な知識まで学びました。特に、ホイールの作り方は初めて学ぶ知識だったので凄く新鮮でした。また、コース受講生とオックスフォードをサイクリングし、楽しみました。しかし、自分の英語力の無さに改めて気づかされ、自信を無くす時もありました。ですが、諦めず身振り手振りを行い、一生懸命話をするように心掛けました。そのことによって沢山の人と対話することが出来、自分の好きな「自転車」というモノの新たな価値観や、考え方を身に着けました。同時に、自分の好きなことの話には語学力がいらないということも学びました。

費用詳細

学費:納入総額

346,759 円

住居費:月額

5,293 円

生活費:月額

40,000 円

Cytechにて自転車整備中
コース受講生とオックスフォードをサイクリング
費用詳細

学費:納入総額

346,759 円

住居費:月額

5,293 円

生活費:月額

40,000 円

2018年
8月~
2018年
9月

オランダ(スケインデル・デルフト)

オランダでの二週間はカスタマーのニーズや自転車事情を調査しました。初めに、e-bike企業SHINGAに潜入したことにより、お客様と話をすることが出来、現地の自転車に対する考え方を学びました。特に、SHINGAのe-bikeは凄くお洒落でカッコイイのですが、若者は勿論、ご年配の方も乗られており、凄く興味深かったです。同時に、Dutch Cycling Embassyでは、オランダの現在の問題点や今後について調査しました。今まで私は、日本の自転車事情は圧倒的にオランダに負けていると考えていましたが、調査をしたことにより日本の良い点も見つけ出せました。その一つとして日本のサイクリングロードは自転車と歩行者のみ利用可能なのですが、オランダのサイクリングロードはバイクも走行可能で危険という点です。また、駐輪場不足など日本と同じような問題点を抱えているとわかり、お互いの国の共通点を見つけ出せました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

54,942 円

生活費:月額

40,000 円

SHINGAの皆さんと一緒に
Dutch Cycling Embassyの皆さんと一緒に
自転車大国オランダ
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

54,942 円

生活費:月額

40,000 円

2018年
9月~
2018年
9月

イギリス(オックスフォード)

再度イギリスに戻り、一週間かけてe-bike(電動自転車)のコースに臨みました。
内容は、e-bike(電動自転車)の心臓部であるモーター部分を分解し、それを再度元に戻すという作業を行いました。そのことより、モーターの配置方法や、配線の仕方、メカニズムについて学びました。また、e-bikeの法律などについても学びました。自分の専門分野である、モータのことについてや、電気の流れ方などを学び、将来自分のしたいことが明確になりました。私はそれら二つのコースを受講したことにより、自転車についてほとんどの知識を身に着けました。さらに、私は日本人唯一のCytechで資格を取った人になりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

e-bikeコースにて先生と一緒に
e-bikeのモータ取り付け中
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

私は留学中に出会った人達との縁を今でも大事にしています。留学先の国で私は、沢山の方と自転車で繋がりました。留学へ行く前私は、本当に一人でやっていけるのか、私の語学力で言葉は通じるのかなど沢山不安を抱えていました。留学先ではやはり自分の語学力では会話もままならず苦労しました。しかし、自転車の話題だけは沢山の方と会話が出来、意見交換などが出来ました。また、私が落ち込んでいると、私を元気付けようとサイクリングなどにも連れて行って頂き、新しい景色・新しい仲間と繋がりました。その経験より、どんなことでも自分の熱中しているものなら世界中の人と繋がれるということを学びました。同時に、自分の好きなことの話なら言語の壁を越えれるということも学びました。現在は帰国後も連絡を取り合い、世界の自転車事情を教えて頂いたり、日本のサイクリングスポットを紹介したりと、お互いの知識を高めています。これらの学びよりもっと色んな国の人と、サイクリングをしたり、パーツの話をしたりと沢山の会話をしたいと思うようになり、世界中の人と今以上に自転車で繋がるというまた新しい目標が出来ました。

オランダでのサイクリングにて
イギリスでのサイクリングにて

何とかなる!

  • 語学力 : 英語

英語力に自信が無くても、留学へ行ってしまえば何とかなります。
私自信も、初一人海外で最初は不安でしたが、行って到着してみると何とか一人でもやっていけることに気づきました。そう思えた理由として挙げられるのは、到着してすぐに私の大事なロードバイクがロストバゲージにあったことです。ロストバゲージにあったと気づいた時はパニックになりましたが、落ち着いて荷物受け取りセンターに行き、ロストバゲージにあった事を片言の英語で伝えました。本当に宿泊先に到着するか凄く不安でしたが、しっかり荷物は到着し対応出来きました。また、イギリスの自転車専門学校や、オランダのe-bike企業様、ホームステイ先でも、最初は英語が全く何を言っているのか分からず苦労しました。しかし、そこで諦めず、何度も聞き直したり、身振り手振りし、気持ちを伝えようと必死に頑張ると、相手の方もしっかりと聞いてくださり、意思疎通出来ました。さらに、日本発信プロジェクトとして、英語の名前を漢字に変換してプレゼントをして回りました。そのなかで片言ながらも、漢字の成り立ちや意味を英語で説明するとなんとか理解してもらいました。最後は、凄く興味深いと言ってもらい、もっと教えて!と言って頂きました。さらに教えると日本って面白いねと言って頂き、日本にさらに興味を持って貰えて嬉しかったです。この経験より、片言の英語でも何とかなると分かりました。

ロストバゲージにあった自分のロードバイク
日本発信プロジェクトにて漢字をプレゼント
日本発信プロジェクトにて漢字をプレゼント

留学前にやっておけばよかったこと

・専門的なことについての英語の勉強
・現地での日本人の拠り所を探しておく

留学を勧める・勧めない理由

私は自分の”好き”を追い求めて留学しました。そのことによって、自分の”好き”についての新たな価値観や、知識などを身に着けることが出来、自分の”軸”が明確化し、新たなステージへステップアップすることが出来ました。そのように、留学では日本では得られない価値観や知識を身に着けることが出来、自分の”軸”を明確化することが出来ます。さらに視野も広がり、新たな”好き”が見つかったりもするので留学はお勧めです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

何でも、やってしまえば何とかなります。ですので、恐れず、悔いが残らないように新たなことへどんどん挑戦してみてください!
いつでも応援しています、頑張ってください。