留学内容
首都ヤウンデ市内の圃場にて1-1)NERICA種子生産補助、1-2)陸稲早生NERICA選抜実験圃場管理、各地域の農村にて2-1)現場研修、2-2)一般農家モニタリングを行った。1-1)NEICA種子生産補助についてはNERICA米の生産やコメという作物ついて幅広く理解を深めることができた。また、現地の人々と一緒に作業をすることでフランス語や文化を学ぶことに繋がった。1-2)陸稲早生NERICA選抜実験圃場管理については卒業研究のための実験圃場であったため、作業スケジュールの作成、データ収集等を行った。極力ミスのない現地の人々とのコミュニケーションやより正確なデータを取るための工夫を学んだ。2-1)現場研修についてはコメを知らない人々にその特性から気候に適した栽培方法までを教え、かつミスが少ない効率的な手法を伝えることの難しさを実感した。2-2)一般農家モニタリングについては土地整備が不十分な環境で栽培している農家の現状を把握し、そんな状況下で日本の技術と彼らの文化を融合させて普及を行うことの難しさと共に、栽培を継続して行ってもらうための努力といった国際協力の現場を体感することができた。