留学内容
西洋の美術の歴史と技術、壁画から学ぶ絵画の歴史とこれからを模索するためにパリへ留学しました。
日本とは異なった美術に対する認識、役割と力を肌で感じることができました。
交換留学先であるフランスパリ国立高等美術学校にて、自身の制作の発展のため、フレ ンチフレスコの習得と絵画と技法ならびに歴史の勉強やフランスの美術教育の調査とヨーロッ パにおいてのアートマーケットの調査、そして日本美術のワークショップの開催を目的に 9ヶ月間行かせて頂きました。入ったアトリエの教授に「毎日美術館やギャラリーに行きなさい。」と言われ、 ほぼ毎日美術館とギャラリーを訪れました。パリには毎日行けるほど山ほど良い美術館が溢れていました。旅行とは違い時間が充分あるので、じっくりと思考しながら楽しみました。作者や時代の背景も勉強し、だんだんと見え方が変わってきました。日本での考え方に捉われず、まっすぐにやりたい方へ突き進もうという確信も、 沢山の人との出会いから得ることができ、また、その確信を軸にして留学中を過ごしました。見たものや聞いたことの全てが刺激で新鮮で無駄なことが一切なかったと感じる留学となりました。