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Saaaya

出身・在学高校:
呉工業高等専門学校
出身・在学校:
呉工業高等専門学校
出身・在学学部学科:
電気情報工学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年10月29日 初回執筆日:2019年10月29日

EdTechのヒント探しにインターン!

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Radford College, GapStudent
  • オーストラリア
  • キャンベラ
留学期間:
11か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 720> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 765>

留学内容

私は日本のIT教育やICT教材を使った教育の改革について興味をもっており,私の高専の姉妹校であるオーストラリアにある私立の学校に行ってきました.そして,そこでどのような教育をされているかをしっかり吸収して,どのように日本に導入するのがいいのだろうかと考え,それを将来の自分の活動に生かす一歩目ということを目標として活動しました.具体的には技術家庭科系科目の先生のTAとして働かせてもらいました.
また,年度が終わると,次はその学校のシステム整備系の課でインターンをしました.学校のシステムの裏側を見るのは初めてで,そこでも学校でのICT教育について議論を交わすことができ,良かったです.
また,最後にキャンベラの大学でのインターンもしました.自分の分野であるITをはじめ,未知の分野であった産業デザインについても学ぶことができました.

留学の動機

高専で,留学先となった姉妹校の短期留学生をホームステイ受け入れしたことが一番最初の海外に行きたいと思うきっかけでした.そして,1か月だけ留学したあと,本格的に一年間行きたいと思ったことがきっかけになります.またEdTech分野に興味を持ったのはその短期留学で,その学校のICTの活用の多さに驚いたからです.

成果

留学を通して,私はさらに日本にICT教育を導入していく活動をしたいと思いました.今後高専生活や大学編入後でそのような分野の研究をしたいと決めることができました.また,自分の海外での言語の壁を感じたことをきっかけに,在日外国人の日本語教育もICTでできないかと考えはじめました.このような経験・学びを生かして,これから日本に貢献出来たらいいなと思います.

ついた力

目標を作る力

私は,留学中,モチベーションが低くなる時期も少なからずありました.その時に,自分のモチベーションを上げるために始めたのが,今週は一日に1人は話したことない生徒と話してみる,という目標や,ホストファミリーに一つは話を自分から振る,などできそうな目標を作りました.そのおかげで達成感を毎日味わえ,モチベーションも上げることができました.留学後も役立っています.

今後の展望

私は今後,在日外国人に向けたICTを使った日本語学習支援システムを作ったり,初等教育・中等教育におけるIT教育の教材を作る活動をする道に進みたいと思います.そのために,当面は大学編入の勉強や,高専での研究を頑張る日々になりそうです.その後はどのみちに行くかはわかりませんが,ICT教育に携われる人材となっているといいなと思います.

留学スケジュール

2018年
4月~
2019年
3月

オーストラリア(キャンベラ)

1.自分の所属学校の姉妹校であるオーストラリアにある学校で,インターンシップ
 技術家庭科系の授業のアシスタントをしていました.合計で8か月くらいはそこで,その学校でのICT教育やIT教育について学んでいました.
2.同校の学校のITシステム管理課でインターンシップ
 新学期から導入する保護者向けの連絡システムのCSSの微調整などの作業を手伝いました.また,校内のE-learningシステムについての話も聞けたりして,有意義に2か月ほど活動しました.
3.大学院でのインターン
 キャンベラにある大学で,IT学科や産業デザイン学科で2か月ほどインターンをしました.大学院生や教授の元で勉強をさせてもらい,最終的にはIT科の学生の作品の製作の手伝いもしました.

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

インターンをした学校にて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

私は,一つ目の留学機関のご厚意により,オーストラリアのアボリジニ(先住民)の文化をたどるツアーに学生と一緒に参加させてもらうことがありました.それがとても貴重な経験で,アボリジニの文化がとても残っている地域の小学校で1週間ボランティア活動をさせていただきました.そのうちの最終日には,受け入れ小学校のこれまたご厚意で,日本について紹介する時間をいただきました.日本の玩具などを使って紹介するとともに,アボリジニの文化とも交流できて,とてもいい機会となりました.

お互いに数字の数え方を交流

ホームステイは一歩踏み出すべし

  • 住まい探し : ホームステイ

私は,自分のフィールド以外ではどうもシャイになってしまったり,しゃべるのに疲れたりする性質があるらしく,とてもホームステイ中はコミュニケーションが難しく感じていた時期がありました.
別に英語が喋れないわけじゃないけど,話せない,という状況に陥る人は私以外にもいると思います.気を使いすぎてつかれたり,話についていけなくて一人でSNSで友達と話したりしたくなったり・・・
私の場合,最初は逆にとても張り切って気を使いながら頑張っていたのですが,どうしてもそれにつかれてしまって,部屋で一人で過ごす時間を取ることがだんだん多くなっていきました.でも,それでは英語力も上がらないし,なによりも機会損失すぎるので,夕飯後はホストファミリーとリビングでいるように心がけるようになりました.
始めたころはそこまで会話もせず,たまに疲れてうとうとすることもありましたが,だんだんテレビの感想だとか,雑談もするようになり,打ち解けていくことができました.なので,ホームステイをした際は,小さくても自分から一歩を踏み出すことが大切だと思います.
ホストファミリーとの会話に悩んだときは,焦ってしゃべろうとせず,テレビなどを見て話題を作ってみるのもアリだとおもいます.

留学前にやっておけばよかったこと

日本ではあまり政治の話とかをすることは少ないのですが,オーストラリアでは政治・歴史・経済などのニュースのような話題が出るようなことが,比較的多々ありました.その際に,私よりもオーストラリア人のほうが日本について知っているということもありました.そんな時に,知らないと答えるのはとても恥ずかしかったので,もっと勉強しておけばよかったと思いました.

留学を勧める・勧めない理由

私は留学は勧めます.留学は例えば一年間行くと,普段一年間じゃすることのできないほどの数の経験をすると思います.留学の経験というと,とてもポジティブなことが多いようにとらえられがちですが,それと同じくらい悲しい経験や辛い経験もすると思います.けどネガティブな経験にぶち当たるほど,それを乗り越えた時の経験値は大きいと思います.1年間で,一年間分以上の経験値を手に入れることはなかなかないと思います

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学では,何か毎日もしくは毎週達成できるような目標を作っていくといいと思います.それはどんなに小さいことでもよくて,例えば「一日に3人には話しかける」「毎日5行でも日記を書く」など.それを達成しようとすることで頑張ろうと思えるし,達成したら達成感を味わえます.そしてたまにはリラックスすることも大切だと思うので,気負いすぎないよう,自分のやりたいことを達成できるように頑張ってください.