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Ha.Sy

出身・在学高校:
都立立川国際中等教育学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

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最終更新日:2020年02月17日 初回執筆日:2020年02月17日

豪の現地校に実際に通って見た教育

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Blackwood High School
  • オーストラリア
  • アデレード
留学期間:
3か月弱
総費用:
1,400,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 700,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検2級> 挨拶など基本的な会話ができるレベル

留学内容

実際にオーストラリアの学校に通うことで、日本以外の国の学校教育を経験した。その中で、日豪の違いを確認する一つの手段として、アンケート調査を行った。その他にも、各国の学校に通っていた生徒に生の体験を聞き、世界での教育の違いを学んだ。これらは事前に漠然と計画していた通りに実行できた。会話では、友達としての発言を聞くことができ、良い結果を出せたと思う。但し全てにおいて、得られた結果がその国の学校教育を代表できないことは念頭に置いておきたい。特にアンケート調査に置いては、行った対象の違いや、問いを翻訳したときの意味の差異も考慮しなければならないと学んだ。思いのほか、現地で出会った他の日本人に話を聞くことで、彼らが感じたオーストラリアの学校についてや、現地の他の学校との違いを共有することができ、有意義だった。授業などの学校生活では、話に聞く以上に日本のシステムとの違いを体感でき、情報を取捨選択した記事よりも、ありのままの、総合的な教育環境を感じることができた。例えば、ノートパソコンを使った授業について、利点のみしか考えていなかったが、目が疲れるなどの、字面以上に重大な問題も感じることができた。四次元的に両国の学校を経験したおかげで、各学校の良さ、改善点を、発見そして明確に見出すことができたと思う。

留学の動機

同級生に、日本より海外の学校(もしくは単純に国)の方が良いと言う人が何人かおり、そうなのか、と気になったのが動機である。留学に行った人、帰国生に対して、経験の多い事を羨んだというのもある。教育に興味があり、日本の学校教育の改善点や向上させるべき点を考えるあたって、何か比較対象があると良いと思った事も動機の一つである。

成果

オーストラリアの学校、生活を体験できたことが大きな成果である。アンケートを取れたこと。友達に話を聞けたこと。実際にオーストラリアの生活を体験できたこと。これらと今までの自分の経験を比べることで、日本の授業スタイルや、学校生活についてより深く考えることができた。

ついた力

楽観的に考える力

英語で課題をこなすことや現地校生の友達がなかなかできないことが、大変だったこと。そして、学校時間の短さなどにより日本よりも快適な生活を送れていたこと。これらの二つから、楽観的な性格になり、何事もポジティブに考えられるようになった。また場合によって使い分けて、最小限の力、つまりは低コストで活動することも覚えた。この力のおかげで、日本の生活も今まで以上にストレスなく、楽しく、満喫できている。

今後の展望

テーマであった教育に縛られず、広い視点でもう一度道を考え直したいと思った。しかし、どの分野においても教育とはその根本にあり、多様な人々と繋がることは大切であると気が付いた。この機会で思った以上に新しいことを知った上、まだまだ知りえないことの多さも知った。明るく考える力、自分を許すことができる力。これらを手にした今、この留学で留まらず経験を積み重ね、自分のできることを探していきたい。

留学スケジュール

2018年
7月~
2018年
9月

オーストラリア(アデレード)

オーストラリア、アデレードの現地校に、1ターム(約二か月半)通った。そこでは各国の友達を作り、文化や教育についての発見をすることができた。アンケート調査も行い、日豪の学校教育を比較できた。留学のテーマだけでなく、例えばアンケートの作り方など、幅広く学ぶことができた。
ホームステイ先の3歳のホストシスターとは気兼ねなく話をすることができた。おそらく一番多く会話していて、基礎となる意思疎通を意識することで、会話力を上げることができたと思う。一緒にホストマザーに英語を教えてもらうこともあった。もう一人イタリアからの留学生もおり、同じ留学生として支え合い楽しい時間を過ごせた。
一番大きく変わったことは、自分が楽観的な性格になったことである。そのおかげでほとんど苦もなく過ごせて、後悔もほとんどない。その変化のおかげで、今でも明るく楽しく過ごせている。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ホストファミリー、友達とともに様々なビーチへ遊びに行った。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

自分でも驚くほど、楽観的になった。一つ、この留学に関して(思いつく限りは)後悔がないことがある。自分を許して認めるられたことが大きく関係していると思う。このような変化の背景には、英語での授業や課題、現地生の友達がなかなかできなかったことがある。苦になりかねない事柄であったが、この辺りで前向きに考えることを身に着けた。現地校の生徒も何人かよく話せていたし、インターナショナルの友達も沢山できていたことに気が付けた。ないものねだりに必死すぎて、手に入れたものに気づいていなかったのだ。もう一つ、オーストラリアのゆったりとした生活も、変化の一因となった。家に帰る時間が早く、出る時間が遅い。自立した行動を迫られることは、自由に行動できることだと認識できる。失敗も経験となるだろうと、気楽に挑戦する。これらの少しずつの心の余裕が、ストレスを生ませなかった。気を緩ませることもなく今までよりも広い視野で、落ち着いて、考えを憚らせられるようになったのである。
今現在、留学から3、4か月たったが、楽しさ一心で明るく過ごせている。むしろ前よりも積極的に、計画的に考えられるようになった。個人的には自分を追い詰めるよりも甘やかした方が、怠惰な生活から抜け出せると思った。
この変化は、全く予期しなかったことだが、1、2を争う有益な経験値となったと思う。

日本とは違った街並み、自然がとても綺麗で、感化された。

どれだけ母語を使わなかったかではなく、どれだけ目的の言語を使ったのか。

  • 語学力 : 英語

 オーストラリアでは、たくさんの英語を母語としない人と出会ったが、彼らの英語力は非常に高く、少し焦った。そんな時、英語力が伸びる秘訣はタイトルに記したことだろうと思った。完全なる英語環境に自分を置くことも大切かもしれないが、日本語を使用しないようにする理由がないときも多いと感じた。つまりは、どのくらい英語を使ったかの方が大切なのだと思う。自分を追い込まない方が上手くいくという人は特に、日本語と英語を上手く使いわけて過ごすと効果的だと思う。
 意思疎通の面で困ることはほとんどなかったが、現地校生と上手く話せず、置いていかれるような時も多かった。今すぐに英語力を伸ばすことはできないから、自分の英語レベルでも一緒に話してくれる人を探すというのも大事だと思う。先生に話すのも、勿論良い方法だと思う。英語のレポートなども、出来ないなりに完成させて提出すれば、それだけ英語をスキルアップできると思う。もし、どうしても話しかけられなくても、自分を責める必要はなく、誰かがしゃべっているのを聞くだけで、学べた。チョットした場面でも――先生が生徒に頼み事をしたとき、その人はYESでもOKでもなく、SUREと答えており、感じが良かったので、状況に合わせて真似して使うようになった――など、他人から、友達、3歳のホストシスターの言葉も真似してみた。どんな些細なことでも英語に触れておく。それが英語の上達への道だと思う。

留学前にやっておけばよかったこと

飛行機にコップを持ちこみ忘れたのは、残念だった。
衣服などは海外でも揃えられるし、コップ以外に困ったことは無かった。
案外何とかなるから、心配しなくてもいいと思う。

これから留学へ行く人へのメッセージ

ポジティブシンキング!あんまり気負わないで、気楽に行こう!ぜひ楽しんでね。
留学に行ったら、その時だけ今までの自分やこれからのことを忘れて、全力で楽しむのもいいよね!