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NAGISA

出身・在学高校:
國學院高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年02月21日 初回執筆日:2020年02月21日

自分の殻を破る!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • City School of Languages
  • イギリス
  • スウォンジー
留学期間:
18日間
総費用:
363,480円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 216,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準1級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準1級>

留学内容

私の留学は日本とは全く異なる環境の中で、孤独に打ち勝ち、壁を乗り越えることで今の自分を変えるという目的に重点を置いていましたが、その他にも日本と西洋の幼児教育の違いについて調査することを計画しました。実際に、教会が運営しているチャイルドケアーセンターや、通った語学学校付属の保育園などに積極的に足を運び子どもの世話をしながら、先生方がどのように教育をしているのか、それに対して子ども達はどのように学んでいるのかをみてきました。留学中、ハプニングも多々ありましたが、臨機応変に対応し、どのようなことでも自分のプラスになるようその時できる精一杯の行動を取り、前向きに物事を捉えました。はっきりとした答えはつかめませんでしたが新しい考えを持って帰ることができました。

留学の動機

通っている高校の留学説明会を聞いたとき、既に海外経験がある私には用意されたプログラムをこなすだけの語学留学だけでは物足りないと思い、自分の思うように計画できるトビタテに応募することを決意しました。

成果

今回の留学で、幼児教育についての関心がさらに高まりました。また、想像外の場面に直面しても、その状況の中でも学べるものはあると思い、積極的にチャレンジすることができました。これらを通し、自分に自信を持つことができ、今まで控えめだった私の殻を少し破ることができたと思います。

ついた力

自分を信じる力

控えめだと言われてきた私でしたが、飛行機の乗り換えから現地でのトラブルの対処まで全て1人で乗り越えることができたので、「やればできる」という自信が生まれました。特に留学先でチャレンジ精神を発揮できたことが大きな自信につながっています。選択肢がある時は必ず挑戦することを選びました。これが思わぬ事態を引き起こすときもありましたが、それを乗り越えたことで、少し成長した今の自分があると思います。

今後の展望

18日間イギリスに滞在し、日本と西洋の幼少期の人格形成の違いは幼児教育以外に大人の意識の違い、環境や文化・生活の違いも関連しているのではという新しい考えを持つことができました。この発見を今後に生かすため、幼児教育を学べる大学へ進学し、研究を続けたいと思います。

留学スケジュール

2019年
7月~
2019年
8月

イギリス(スウォンジー)

最初は以前交流のあった家族の下でホームステイをしました。お城巡りのほか、教会が運営するチャイルドケアーセンターに行き折り紙を教えました。残りの日は学校が斡旋するホームステイ先で過ごしました。平日は語学学校に通い、週末はホストファミリーと出かけました。学校の後、放課後アクティビティに参加し観光地や映画館など、多くの場所に行きました。また、アクティビティの代わりに付属の保育園でボランティアをする日も作り、西洋の幼児教育について調査しました。ホームステイを通して、日本と西洋の幼児教育の違いについて関係があるのではないか、と思える発見をすることができました。今回のテーマ「自分の殻を破る」は達成できたと思います。予定通りの完璧な留学はできませんでしたが、どんなトラブルにも冷静に対応し、めげずに自分のものになる留学を作り上げたので自分に自信がつきました。一生ものの18日間になったと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ホストファミリーと街でお昼ご飯のバーガーを注文しているところ
学校の放課後アクティビティ、ロッシーリにて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

私が感謝してもしきれない、お世話になって今でも大好きな人はホームステイ先でお世話になったホストファミリーの方々です。会った瞬間からとても親切に接してくださり、留学中孤独だと感じることがありませんでした。ホームシックになることを覚悟して飛び立ちましたが、家族の一員のように気楽に過ごすことができ何の心配もいりませんでした。今回の留学を自分のものにできたのはホストファミリーの支えがあったからだと思います。心から感謝しています。

ホストファミリーとビーチのパブにて
ホストマザーに教わってデザインした木箱の蓋

この国のことが、とても好きになった瞬間

18日間イギリスで生活し、気付いたらイギリスの街並みに惹かれていました。日本では多くの建物が地味な色で装飾されているのに対し、イギリスでは白やグレーの建物が少なく、パステルカラーなど鮮やかな色で装飾されている建物がほとんどだからです。まちを散歩しただけで高揚しイギリスのことが好きになっていました。

イギリス、テンビーでの街並み

現金のほかにカードをもっておくと安心

  • 生活 : お金

私はイギリスで初日に日本円をポンドに両替しましたが、留学中ほとんど両替した現金を使う事はありませんでした。というのも、事前に留学用に作っておいたVISAカードがあったからです。私にとってイギリスは初めての場所だったのでレジで”○○ポンド○○ペンスです”といわれてもどのお札やコインを出せばいいのか分からなく、定員さんにも後ろに並んでいるお客さんにも迷惑をかけてしまっていました。このことがあって、2日目以降からは、ワンタッチですぐに支払いができるVISAカードを活用するようにしていました。イギリスでは、多くの店がカード支払いに対応しているのでとても助かりました。留学先のお金に詳しくなく、その国でクレジットカードを使用できる店が多くあるのなら、私の経験上カードを持参することをお勧めします。

留学前にやっておけばよかったこと

留学前に語学学校についてもっと詳しく調べておくべきでした。私は語学学校と聞いて多くの国籍の学生がいる大きな学校を想像していました。けれど実際に行ってみると小規模な学校で、サウジアラビア人が大半を占めていました。想像していた学校とのあまりのギャップに初日は戸惑い、学校になじむのに後れを取ってしまいました。スムーズに学校になじむためにも事前に学校について調べることをお勧めします。

留学を勧める・勧めない理由

私は以下の理由から高校での留学を勧めます:
✔失敗から多くのことを学べる(失敗しても許される)
✔視野が広がる
✔留学(トビタテ)に携わることで出会うことのない人ともつながることができる
 →大きな刺激を受ける
✔日本という国、文化について考えるいい機会になる
✔自分は将来何をしたいのか考えるいい機会になる
✔親元から離れ自律することの大切さを知ることができる

これから留学へ行く人へのメッセージ

どんなにお金を費やしても、価値のある留学は、意欲のある人にしかできないと思います。留学先では、この素晴らしい機会を無駄にしないよう、失敗を恐れることなく前向きにチャレンジをしてください。お金では買えない貴重な体験がきっとできると思います。