留学内容
日本で所属している研究室で行っているテーマについて、異なる方向性から研究しました。研究テーマは現在品種改良で用いられている植物の現象の解明です。留学中は現地の方と一緒に実験を行いました。私が留学した期間から始まった新しいテーマに参加し、日本とは異なる遺伝子に着目しました。実験では思い通りに結果が出ないこともありましたが、自分で情報を集めたりディスカッションを重ねたことで、研究成果としてまとめることができました。
最終更新日:2020年02月18日 初回執筆日:2020年02月18日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検準一級> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
日本で所属している研究室で行っているテーマについて、異なる方向性から研究しました。研究テーマは現在品種改良で用いられている植物の現象の解明です。留学中は現地の方と一緒に実験を行いました。私が留学した期間から始まった新しいテーマに参加し、日本とは異なる遺伝子に着目しました。実験では思い通りに結果が出ないこともありましたが、自分で情報を集めたりディスカッションを重ねたことで、研究成果としてまとめることができました。
留学したきっかけは海外への憧れと将来について考える材料としたかったからです。昔から植物に関心があり今の専攻を選択したため、研究者への憧れがありました。そこで①研究者となるための海外経験を積む②将来研究者としてアカデミックな道に進むかどうかを決める、という2つの理由から研究所への留学を行いました。そこで研究テーマをさらに深め、自分自身も研究者として成長することを目的としました。
研究においては、日本と海外の研究に対する考えや姿勢を学ぶことができ、自分の研究分野で権威の先生から研究に対する助言をいただき日本での研究にも役立てています。また研究者の方に話しかけ、研究所以外ではボランティア活動(植樹)や近隣の大学の部活動、Language exchangeなど参加しました。それによって誰とでも話すことができる図太さが得られたように思います。
行動力
研究所では自分が最も若く、学生がほとんどいませんでした。そのなかで、できるだけ所属グループ以外の研究者と話したいと考えてお昼ご飯の時に話しかけていました。また同じ年代の友達がほしいと考えて色々なボランティアやイベントに参加しました。そこで出会った人ととても仲良くなったり、日本語を教える機会を得られたりと人の縁の大切さを感じました。
研究の面白さに気づいたと同時にもっと出口に近い研究をしたいと思うようになりました。そこで企業での研究に携わりたいと考えています。
2019年
4月~
2019年
9月
雑種強勢という植物の研究を行うためにオーストラリアの国立の研究所(CSIRO)に留学しました。雑種強勢の研究で著名な先生のもとで現地の方とともに6か月間実験を行いました。留学を通じて研究に対する考え方や姿勢が変わりました。また研究だけでなく、留学全体を通じて視野を広げ、ポジティブに物事をとらえることができるようになりました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
出会う人ほとんどに、日本から来たのだと伝えると「日本好きだよ~」と日本のことをよく知っている人が多く驚きました。初めてできた友達も日本のことをよく知っていて、好きな物を教えてくれました。日本にはたくさんの問題があるから漠然と良くないイメージが多いのではと思ったけれども、まだまだ日本には素敵なところがたくさんあるのだと自信を持てるようになりました。
研究所では私が一番若く、同世代の学生が少なく出会うことができませんでした。英語を使う機会を増やすためにmeet' up を使ってイベント、ボランティアサイトから探したボランティアなど色々な場に参加しました。それによって多くはありませんが、研究所以外にもつながりを増やすことができました。研究所に留学される方は、現地に学生が多いかを知っておくと心構えができると思います。
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