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先崎 正人

出身・在学高校:
創価高校
出身・在学校:
創価大学
出身・在学学部学科:
経営学部経営学科
在籍企業・組織:

アフリカ・ケニア留学・ナイロビ大学に興味ある人がいればぜひ!


最終更新日:2020年10月09日 初回執筆日:2020年10月09日

本当の豊かさを探るケニア留学

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ナイロビ大学 Faculty of Arts
  • ケニア
  • ナイロビ
留学期間:
6か月間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,090,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOTOFL ITP550> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

 本当の豊かさとは何かという自分のテーマをもとに、貧困問題の現実を見ながら生活しながら、大学で経済について、インターンでケニアのビジネスについてを学びました。
 ナイロビ大学で経済・歴史・文化を学び、インターンではアフリカのスタートアップビジネスについて調査しました。実生活では現地の学生と寮生活を共にしたり、スラム街へのツアーに参加したりなどとても濃い文化体験をすることができました。

留学の動機

留学のきっかけは大学1年生のころ初めての海外ボランティアでインドのコルカタを訪れたことです。日本とはあまりにも違う文化や道端で物乞いをする子供たちなどの貧困の現実目にし、その中でも楽しそうに笑う子供たちの姿を見て、貧困の現実を見ることで逆にお金では測れない豊かさ見ることができるのではないかと考え、さらに貧困の現実を見たいと思いました。

成果

留学を通して、日本ではほとんど触れることのできないケニアの文化に触れ、濃い文化体験をすることができました。ケニア人のフレンドリーさだけでなく、どんな問題が起きてもへこまないハクナマタタの精神や何事の周りと分かち合い助け合っていく文化などが特に印象に残りました。留学を通して一番の学びは異なる価値観を積極的に理解しようとするようになったことです。

ついた力

あるもので工夫する力

ほとんど何も持たず現地の学生と同じ寮に入り、キッチンも洗濯機もカーペットもない状態からすべて現地で調達し、自分でご飯をしたり、ご飯を食べるところを開拓したり、大学生活で必要な情報がすべて自分で直接聞きにいかなければ得られなかったりなど、自分で行動したり工夫することが求められました。

今後の展望

今後は、留学で学んだ豊かさである、人々の笑顔や助け合えるコミュニティづくりにかかわれる仕事につきたいと考えています。いつかケニアとも仕事でかかわりたいです。

留学スケジュール

2019年
9月~
2020年
3月

ケニア(ナイロビ)

同じ大学からナイロビ大学に留学した友人と二人で現地の学生が住む寮に住んでいました。ナイロビ大学の授業を履修しながらインターンを行いました。

費用詳細

学費:納入総額

400,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

300,000 円

項目:渡航費

200,000 円

キベラスラムの中にある小学校を訪れた際に撮った写真
費用詳細

学費:納入総額

400,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

300,000 円

項目:渡航費

200,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

ケニアのキベラスラムのツアーに参加した。スラムに住む人たちにインタビューをし、多くの人がわずかな収入でやりくりしながら、一部屋の小さな家に大家族で生活していた。身近な人をエイズでなくしている人も多く、若者の中には教育を受けれずギャングになり、命を落とすこともあるという話を聞いた。そんな生活だからこそコミュニティーの結びつきや助け合いの精神は強く、身寄りのない子供を余裕がなくても引き取ったり、何か不幸が起きたときには近所中の人が集まって一晩中慰め続けるのが普通といっていた。その中で訪れた小学校では子供たちが元気に学び、音楽やダンスを披露してくれた。どんな生活でもお互いに助け合い、希望を見出していくことの大事さを学んだ。

スラムの小学校で撮った写真

交換留学のスコアを目指して

  • 語学力 : 英語

大学に入ったころは、交換留学の英語のスコアには全く届いておらず、日々の授業と英語漬けの日々で1年でトイックを300点延ばすことができた。暇ができたら英語のリスニング、単語に取り組みながら、趣味の時間でも洋ドラマを見たりなどできるだけ英語に触れるようにしたことがスコアが伸びたことにつながった。

留学前にやっておけばよかったこと

留学中にやりたいこととその準備をできるだけ終わらせておく。海外の大学での勉強となれない生活様式でだいぶ時間や体力がとられるので、やりたいことがあっても準備する力が残ってないことがあった。事前にもっと調べておけば、さらにいろんなところを訪れることができたと思う。

留学を勧める・勧めない理由

留学は自分と異なる価値観を持つ人たちに、自分から理解し歩み寄っていくという経験をたくさんできることが一番の学びだと思います。自分が将来日本で暮らしたいと考えていたとしても、日本に来ている他国の方々の気持ちをより考えられるようになるのはとても重要なことだと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中は日本とは別人になったくらいの勢いで、やりたいこと、やったことないことができるチャンスがあったら積極的に取り組み、より多くのことを吸収していけば必ず価値があるものになると思います。