留学内容
【学習活動】
留学先期間であるリーズ大学で土木工学、認知心理学、文化人類学、交通学等様々な講義を受講し、学際的な学びを行いました。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、日本に帰国後もオンライン形式で受講を継続し、7月中旬に全履修登録科目を履修完了しました。
【実践活動】
私は学部時代に建築学を専攻し、大学院では都市計画・まちづくり系の研究室に所属して、発展途上国(特に、ミャンマー共和国)におけるサスティナブルな都市開発に関する研究を行っています。実践活動として、リーズ大学のバーバラ教授が抱えている国家プロジェクトに参画しました。サイクロンや地震が多発しているインドネシアのスラワジ島の農村集落を対象地域として、供給不足である住宅を安全安心かつ安価に提供するための図面兼企画書を提出しました。残念ながら、私が提出した案は採用されず、酷評されてしまいました。しかし、挑戦したからこそ、発展途上国が抱える複雑な課題に対して、多面的/複合的なアプローチをする必要性を学ぶことができたと前向きに捉えています。