留学内容
日本での大学を半年間休学して、前半はイスラエルのヘブライ大学でパレスチナ問題やイスラエルの社会システムを学び、後半はパレスチナ現地で事業を行う日本のNGO団体JVCエルサレム事務所にインターンとして参加しました。イスラエル側からパレスチナ問題を捉え直すという当初の目的を超え、ヘブライ大学在学中だけでなく留学期間全体を通して実に様々な立場や考え方に出会い、パレスチナ問題に対する視野の広さと深さの両方を大きく拡げることができました。最後の2ヶ月ほどは新型コロナウイルスの影響や私自身の入院・手術など多くの苦労にも見舞われましたが、同時にそれらを通してイスラエルやパレスチナ社会の新たな側面や内なる問題を垣間見ることにもなりました。