留学内容
英国・シェフィールド大学にて、ランドスケープアーキテクチャについて学ぶことを目的に留学した。実践活動では、LRTの導入とまちづくりという観点でフィールドワークを予定していた。
現地の大学では、studioを中心に展開されるプロジェクトベースのランドスケープデザインの授業や、ランドスケープデザインに関する概念や歴史に関するフィールドワークやレクチャーからなる授業、デジタルソフトを利用した表現スキルに関する授業を履修した。
しかし、2020年3月後半にCOVID-19の感染拡大に伴い、留学自体を中止し、緊急帰国となった。授業は、その後オンラインで受講を続けるが、フィールドワークに関しては、活動・研究が遂行が難しく、断念という形となった。
留学の成果としては、授業において実際にデザインする経験を通じて、空間作りに関するプロセスを学んだと同時に、まちにおけるオープンスペースの役割や使われ方など、幅広く学ぶことができ、まちや空間に対する見え方が大きく変化した。また、留学生活面において、ライフスタイル面での自立、文化の違いや変化・新しい環境を楽しめる力を培う事ができた。特に、COVID-19時の臨機応変力が、この時期の留学ならではの得た成果であると感じている。