留学内容
私の留学の目標は「在留外国人にとって『暮らしやすい』と思える地域をつくる!」です。その目標達成のために、協定校の中で最も移民が多く、政府の支援体制も整っているフランスで、移民難民支援を学んできました。主に、交換留学生として大学で日本語アシスタントティーチャーのインターンシップを行いながら、現地の①日仏友好団体②フランス語教室ボランティアに参加しました。(③牧場でのアルバイトを一番楽しみにしていたのですが、コロナウイルスの影響で中止になってしまいました…)
最終更新日:2020年11月09日 初回執筆日:2020年11月09日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
フランス語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル |
私の留学の目標は「在留外国人にとって『暮らしやすい』と思える地域をつくる!」です。その目標達成のために、協定校の中で最も移民が多く、政府の支援体制も整っているフランスで、移民難民支援を学んできました。主に、交換留学生として大学で日本語アシスタントティーチャーのインターンシップを行いながら、現地の①日仏友好団体②フランス語教室ボランティアに参加しました。(③牧場でのアルバイトを一番楽しみにしていたのですが、コロナウイルスの影響で中止になってしまいました…)
私が留学を決意したのは大学2年生の時に、地元(ど田舎)の日本語ボランティアで1年間担当していた中国人の男の子が「孤立」を理由に帰国したことがきっかけです。その子は日本語が分からないため何も理解できず、学校で孤立してしまいました。このような在留外国人の方の孤立をどうにかできないか、ボランティアとしてどのようなサポートができるだろうか、その解決策を求めて移民支援が進んだフランスへの留学を決めました。
現地のフランス語ボランティアに参加して、将来の日本においても壁になるだろう移民難民支援の課題を見てきました。そこで、政府だけでは支援しきれない現状を受け止めたうえで、そこにピンポイントに貢献するボランティアの重要性を痛感しました。このボランティアでの経験を通じて、将来自分がどのように日本の在留外国人の方たちの「暮らしやすさ」に貢献していくかをはっきりさせることができました。
「やってみよう」力
留学前は「自分にできるかな」「○○になっちゃったらどうしよう」と、失敗した時の事ばかり考えてしまい、初めの一歩がとても重かったです。留学中は今までと違う環境だったからこそ「せっかくならやってみよう」という想いで、さまざまなことに挑戦させてもらいました。新しいことに挑戦することで、自分自身の成長に繋がったり、新しい出会いを得られることを実感しました。
これからも日本語ボランティアは続けていきます。人生の様々なライフステージの中で暮らす場所が変わっても、それぞれの地域でそこに合った支援に貢献していきたいです。
2019年
9月~
2021年
3月
在留外国人にとって「暮らしやすい」と思える地域づくりに貢献したいと考えた私は、移民難民支援が進んでいるフランスへの留学を決めました。留学先のレンヌでは、交換留学生として日本語のアシスタントティーチャーのインターンシップを行っていました。大学内外で日本文化発信イベントを複数回開催したり、ボランティアを通してたくさんの移民難民の方たちと出会いました。実際に現地の雰囲気を肌で感じることで、ボランティアの重要性を実感し、これからも日本語ボランティアに貢献していきたいという意志を固めました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 30,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 30,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
日本文化発信イベントのため、フランス・レンヌの公立小学校に着物を着て訪問しました。そこでプレゼンテーションの時間を頂くことができたため、低学年の子たちにも分かるようにフランス語での発表を行いました。
すると、プレゼンを始めてたった3分で1人の子が手を挙げました。何か気になったことがあったようです。キリの良いところまで話が終わる頃(約1分後)には、さらに4人の子が手を挙げていました。その時、担任の先生が「はい。○○さん、質問は何ですか?」と1人1人に話を聞いて、質問タイムが始まりました。全員の質問に答えた後、また発表を再開し、さらに新しく手が挙がったらそれに答える、、、ということを繰り返して、発表は予定時間を大幅に超え、無事(?)終わりました。
日本では、発表は「きちんと席に座って、じっと黙って話を聞く」という姿勢が良しとされていますが、フランスでは「気になったらすぐ質問する」ことが当たり前の光景にいなっているということに驚きました。個人的には、気になったところがすぐに解消されて発表に集中できそうで良いなと思いました。
国や文化が違えば教育現場も違う、教育現場が違えば価値観も違う、、どっちが先に来るかは不明ですが、「環境づくりっておもしろいな」と強く実感した貴重な経験でした。
教科書英語・フランス語しか知らなかった私は、想像以上にコミュニケーションをスムーズにとることができませんでした。教科書的な話し方を直すには、「たくさん話す」しかないと思い、呑み会にたくさん参加しました。そこで毎回必ず、初めましての人と話すということを自分に課しました。
初めましての人と話すトピックは大体スタートは決まっています。どこで何をしている人物なのか、日本ではどこがおすすめか、、、呑み会のたびに徐々に流暢に話せるようになっていきました。
7か月間という短い間でしたが、留学前に比べて自然な話し方ができるようになったと思います。
言語に不安を持っている方は、なるべく交流の機会を増やすことをおすすめします!
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