留学内容
チャリティ大国と呼ばれるイギリスで、ボランティアやインタビューすることで、日本の未来の産業界のためになるチャリティの手法とその可能性について学んできました。具体的にはdanceaidという「ダンスで社会貢献をする」チャリティ団体でダンサーかつボランティアとして参加しながら、サポート企業へのインタビューを通して、企業のCSR活動や社会貢献について学ぶことができました。バーミンガム大学では法学を勉強し、チャリティ法などイギリスでしか学べない法や法整備を学ぶこともできました。
最終更新日:2021年01月12日 初回執筆日:2021年01月12日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検1級、IELTS7.5> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
チャリティ大国と呼ばれるイギリスで、ボランティアやインタビューすることで、日本の未来の産業界のためになるチャリティの手法とその可能性について学んできました。具体的にはdanceaidという「ダンスで社会貢献をする」チャリティ団体でダンサーかつボランティアとして参加しながら、サポート企業へのインタビューを通して、企業のCSR活動や社会貢献について学ぶことができました。バーミンガム大学では法学を勉強し、チャリティ法などイギリスでしか学べない法や法整備を学ぶこともできました。
6年間オーストラリアに住んでいたため、本留学では英語を学ぶのではなく、英語で何かを学びたいと思っていました。日本では法律を専攻していたので、英語で現地の学生たちと対等に法律を学びたいと考え、英語圏であり、憧れていたイギリスに行くことに決めました。また、人脈を広げることも留学動機の一つでした。人脈のネットワークを作り、将来海外で働きたいという夢の一助になれば良いと考えたのが動機になります。
渡英前にしっかりと計画を立てていたのと、渡英後に興味を持ったことには全てチャレンジできたため、緊急帰国を余儀なくされたにも関わらず、全体として濃い留学になったと思います。バーミンガム大学では、履修科目の全単位を無事取得することができました。danceaidではボランティアとして携われたことにより、ダンスの持つ社会貢献の可能性を体感でき、企業にもCSR活動等のインタビューを行うことができました。
開拓力
バーミンガム大学で在籍していたロースクールでは、積極的に自分の意見を言おうと決めていたので、気付けば友人も増えており、自分の居場所ができていました。留学テーマでもあるダンスを現地でもやっていましたが、ここでもオーディションに参加し、唯一の外国人として全英大会に出場することができました。勇気を持って興味あることには全て挑戦するように決めていたので、環境を一から開拓する力は身についたと思います。
改めて海外で働きたいという気持ちが強くなりました。そして、トビタテ留学JAPANに関われたことで、日本発信プログラムなども経験することができ、日本のことを現地の人たちに知ってもらう喜びも知ることができました。将来的には、日本と世界の架け橋として、より多くの人に日本の良さを知ってもらえるような仕事がしたいと思っています。
2019年
9月~
2020年
6月
2019年
9月 バーミンガム大学にて通常授業(秋学期)開始。主に法律の授業を取りながら、国際関係論などの授業も受ける。大学内のダンスサークルのオーディションに通過し、週6の練習開始。
10月 danceaidのボランティアとして登録し、メールや電話を通して情報交換をし、個人としてはdanceaidの告知活動に励む。トビタテの活動の一環としてブログも始める。日本発信プログラムであるLanguage Exchange Partner制度もこの頃に始まり、イギリス人に日本語や和食を教えるようになる。
2020年
1月 バーミンガム大学にて通常授業(春学期)開始。秋学期とは違う法律の授業を履修し、毎日課題やプレゼンに追われる。
2/3月 ダンスの全英大会が行われ、両方の大会で全英1位を受賞する。
3月 緊急帰国。帰国後はバーミンガム大学のオンライン授業を受講するようになる。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
最も印象的だったエピソードは、留学テーマでもあったダンスで全英一位を二度も受賞できたことです。渡英後すぐに入りたかったダンスチームのオーディションに参加し、唯一の外国人として10倍以上の倍率を突破して大会出場メンバーに選ばれました。全員がイギリス人だったので、最初は受け入れてもらえるか不安でしたが、4歳からのクラシックバレエの経験や、6年間のオーストラリア生活で培った英語力、コミュニケーション能力などを生かして、徐々に受け入れてもらえるようになりました。毎日練習し、一緒に時間を過ごしていたので大会の頃にはかけがえのない仲間になっていました。全英一位という目標を達成できた時は皆で泣いて喜びました。個人としてはテクニック面で評価され、Best Technique賞を受賞できたことも嬉しかったです。緊急帰国になる一週間ほど前にこれらの経験ができたので、ギリギリでしたが、一生忘れられない思い出になりました。
私は大学から徒歩15分ほどの、できたばかりの新しい学生寮に住むことができました。どの寮に住むかは留学そのものを左右するくらい大事だと言っても過言ではないと思っています。私含めて、イギリス人2人、フランス人1人、インド人1人の計5人でキッチンのみを共同で使っていましたが、部屋もバスルームも全て自分だけのものでした。キッチンはほっておくとすぐ汚くなってしまいましたが、全員で掃除の表などを作り、ゴミ出しなどは曜日を割り振って決めていました。5人全員仲が良かったので、かなり平和でした。
寮の真下にはSainsbury'sという大きなスーパーがあったので、そこで何でも揃えることができてとても便利でした。寮から徒歩5分ほどのことろに別の格安スーパーのAldiもあり、お米や日本食、日本の調味料などは通学途中のSeoul Plazaというアジア食が揃っているスーパーで買うことができました。自炊の毎日ですが、食材は全て揃ったので、全く不便しませんでした。
事前に寮のことや、寮の周りにあるお店等を調べておくことを勧めます。実際どんな人と一緒に住むことになるかは行くまでわからないと思いますが、平和に留学生活を送るためにも、言いたいことはすぐに言ったり、何か問題が起きたら話し合いの場を作ったり、掃除など最低限ルールを作る等すれば、平穏な生活を送ることができるようになると思います。寮はかなり大事です。時間をかけてリサーチし、妥協せず、自分が住みたい!と思ったところを選ぶべきだと思います!
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