留学内容
大学院での研究におけるリサーチクエスチョンが「科学技術に対して興味関心の低い人と、どのような科学コミュニケーションを行うべきか」というところだったので、科学コミュニケーション活動/教育に力を入れているオーストラリアの、「サイエンスショー」や「サイエンスサーカス」といった特徴的な活動をしている科学技術センター(クエスタコン)にてインターンをしながら、クエスタコンの科学コミュニケーション手法を実際に見たり、その企画立案に携わったりしました。
最終更新日:2021年01月14日 初回執筆日:2021年01月14日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL77> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL82> |
大学院での研究におけるリサーチクエスチョンが「科学技術に対して興味関心の低い人と、どのような科学コミュニケーションを行うべきか」というところだったので、科学コミュニケーション活動/教育に力を入れているオーストラリアの、「サイエンスショー」や「サイエンスサーカス」といった特徴的な活動をしている科学技術センター(クエスタコン)にてインターンをしながら、クエスタコンの科学コミュニケーション手法を実際に見たり、その企画立案に携わったりしました。
元々理系の研究をしていたものの、一般市民と研究者との間の認識のギャップに違和感を抱き、科学コミュニケーション論研究へ転向しました。その後、文献調査や国内での調査を中心に研究を進めていたものの、国外事例に実際に触れてみることも、研究の幅を広げるうえで必要なのでないかと考え、海外留学を視野に入れました。
インターン先の特徴ともいえる科学コミュニケーション活動手法を間近で観察、時には参与することで、一度や二度の視察では得られない知見やノウハウを知ることが出来ました。
また、インターン先での業務として新規企画の企画立案、及び調査にも携わることが出来、直接は表に出ない部分での活動内容などを知ることもできました。
諦め力
主に語学力の面で不安があった状態でしたが、相手も「彼女はネイティブじゃない」と分かってくれている分、うまく話せなくても、筆談や時には翻訳エンジンを使いながらでも意思疎通をする、という、「私ネイティブじゃないんであきらめてね」という思いを持ってコミュニケーションをすることが出来る力、ですかね。
現在、日本国内でも科学コミュニケーション活動を行っています。
今の経験と留学の経験、そして研究を融合した、地に足の着いた博士論文を仕上げたいです。
2019年
9月~
2020年
3月
オーストラリア国立科学技術センター(クエスタコン)にて研究インターンシップ留学を実施。
半年間の滞在で、3か月間はクエスタコンの特徴的な科学コミュニケーション活動を学び、3か月間は新規イベントの企画立案に関与した。
住居は半年間アパートを借りて一人暮らしをした。その間に、偶然にも現地の日本人コミュニティの方々と交流する機会も発生した。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
留学先は科学技術センター、そして現在は日本のとある科学館でお仕事をしています。
元々英語は苦手ですし、今も苦手ですが、必要に駆られて勉強して、話して使って、としていたら人並みには話せるようになりました。才能がないなら努力で補うしかないんでしょう。きっと。
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