留学内容
インクルーシブ教育システムという全ての人が共に学ぶことを目指す教育システムの研究のためにオーストラリアへ半年間留学しました。
そのうち語学学校に2カ月通い、英語ネイティブの国で英語を学ぶ経験をしました。実践のための英語力を身に付ける目的でしたが、講師は皆、英語が母語の国で英語を学ぶということの意味を理解して教育に当たってくれていたため、私自身がインクルーシブされる経験となりました。
実践では4カ月間、私立の小中校一貫校で日本語教師アシスタントとして活動しました。その中で、学習支援部門や国際部門でも活動させてもらい、学習支援の経験と留学生の補助の経験をしました。先生方へ、どのような意図をもって教育に当たっているのかインタビューをさせてもらいました。幼いころから互いの姿を見ていること、必要な時には、個別の支援の必要性を本人や周囲に説明することで教育を進めていました。日本では教師が支援をしなくてはいけない部分がオーストラリアではICTの利用により子供自身が解決できている部分があったのが印象的でした。