留学内容
発生生物学のフロントランナーであるJérôme Gros先生率いる研究室で世界最先端の発生生物学の実験手技を学ぶとともにより知識を深める。
最終更新日:2021年03月23日 初回執筆日:2021年03月23日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
発生生物学のフロントランナーであるJérôme Gros先生率いる研究室で世界最先端の発生生物学の実験手技を学ぶとともにより知識を深める。
現在の日本では実現不可能(おそらく他の国と地域でも不可能)な実験設備を用いた実験を行い、そこから得られたデータでディスカッションすることで最先端の手技と知識を得たかったため。
実際に目的の設備を使用した実験を行い、データを得た。それに関してラボ内のミーティングにて発表を行い、ディスカッションすることによって知識を深め、発生生物学の専門性をより強固なものにすることができた、
とにかくやってみる力
自分から交渉しないと実験設備を他の人に完全に占有されてしまったり、何も教えてくれなかったり、ディスカッションしてもらえないので、それに対して自分から小さな勇気を出して、発言したり主張したり、交渉する力をつけることができたと思う。
今後も研究の世界でしぶとく頑張りたい。
2019年
9月~
2020年
2月
フランス・パリのパスツール研究所のJérôme Gros先生の研究室にて半年間の研究インターンシップを行った。そこで遺伝子組換えウズラを用いたライヴセルイメージングやエレクトロポレーションによる遺伝子導入を利用した実験を行い、発生生物学の専門性をより深めるとともに、現地スタッフとディスカッションすることによって研究に幅を持たせることができた。
パリ滞在中は国際大学都市(Cité Internationale Univercitaire de Paris)のFondation Deutsch De la Meurthe エリアに滞在した。同じ棟内にイタリア人(たくさん)・アイルランド人・中国人(漢民族系とチベット少数民族系)・インド人・ギリシャ人・タイ人・フランス人などかなり多国籍な環境だった(エリア内にいた日本人は私ひとり)。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
新しくきたポスドクの研究員に「君はなんで来たの?ヴァカンスにでも来たの?」と鼻で笑われたことがとても悔しくて、その人を見返すために朝から晩まで土日も休まず実験し続けて、最終的に結果を出すことができた。その結果をミーティングで発表した後のランチから既にその人が私に対してとる態度や見る目が全く見違えるように変わったのが印象的だった。結局人は結果にしか興味がないし、それがなければ相手にしてもらえないんだなと改めて学んだ。それにそういった科学的な根拠や結果は言語を超えて人に伝わることも知った。
とにかく口を動かしておけばなんとかなる。あと成人なら一緒にお酒を飲むとよい。
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