留学内容
【テーマ】
イギリスは、実際に美術やミュージアムが身近な存在であるのか、それらを活発化させるためにどのような取り組みが行われているのかを確かめる。日本における芸術文化の社会的地位を向上させるためにはどうするべきか、また西洋では日本の美術・アートがどのように解釈されて/特異であると思われているのかを考える。
【行ったこと】
・学修:
シェフィールド大学で、「Japanese popular culture」「LGBT* Studies」「History and Memory in East Asia」等、自分の興味や専門に関連した講義を受けた。
・実践活動:
Museums Sheffieldで博物館ボランティアになる。週に3日ほど開催されるワークショップの運営の手伝いや展覧会に出品する作品の選定等に携わる。また、ボランティアを対象としたワークショップ(シェフィールドの特産であるメタル細工の工場見学、展覧会裏話など)に参加した。
【結果】
それまで学問的に学んでこなかった内容(ジェンダーやメディア)を多く扱い、帰国後の卒論執筆や大学院でのテーマ決定に大きな影響があった。しかし、コロナで留学中断となったため、特にボランティア活動に大きな心残りがある。