留学内容
パリ・ラヴィレット国立建築学校にて、設計演習や講義を通してプレゼンテーションに関するデジタル技術や、日本とフランスの建築教育の違いや、思想・理論を学んだ。具体的な内容として、設計演習の授業では、パリの今日的課題である老朽化した建物の改修・改築に関するプロジェクトに参加し、パリの周縁部にある使われなくなった工場を改修、用途転用することで、新しく大学・研究施設として設計するという課題に取り組んだ。また、日本の工学系の建築とフランスの芸術系の建築教育の違いを体感するために、芸術のコースの授業を履修した。また、留学の後半には現地の設計事務所での6か月のインターンを計画していたが、2020年3月にコロナ禍によって志半ばで断念し、帰国した。