留学内容
途上国開発学の発祥の地であるイギリス・ロンドンで開発学を学び、「幸せとは何か」を考えるために留学しました。開発学に強いロンドン大学・SOASを留学先に選び、開発学の基礎から実践での考え方についてレクチャーやディスカッション形式で学び、履修した全ての授業の単位を取得しました。また、実践活動として、こちらもイギリス発祥の世界の貧困撲滅を目指して活動を行うNGO・Oxfamのボランティアに参加し、途上国援助に携わり、また途上国援助の形について考える機会を得ました。
最終更新日:2021年04月21日 初回執筆日:2021年04月21日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 935点> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 955点> |
途上国開発学の発祥の地であるイギリス・ロンドンで開発学を学び、「幸せとは何か」を考えるために留学しました。開発学に強いロンドン大学・SOASを留学先に選び、開発学の基礎から実践での考え方についてレクチャーやディスカッション形式で学び、履修した全ての授業の単位を取得しました。また、実践活動として、こちらもイギリス発祥の世界の貧困撲滅を目指して活動を行うNGO・Oxfamのボランティアに参加し、途上国援助に携わり、また途上国援助の形について考える機会を得ました。
動機は大きく2つあります。まず1点目に、高校生の時から留学に漠然とした憧れを持っていたこと、2つ目に開発学という学問に関心があったことが挙げられます。特に2点目については、大学1年次にミャンマーに1ヶ月半滞在したことをきっかけに途上国開発についてアカデミックに学んでみたい、と思うようになり、日本の学部では専門的に学ぶことが難しい開発学を本場で学びたいと考えるようになりました。
SOASで履修した全ての授業の単位を取得し、開発学の基礎や現状の開発に対するクリティカルな考え方を学ぶことができました。また、実践活動としてボランティアにも参加したことで、途上国援助の重要性と難しさを肌で感じることができました。
自分の弱さを受け止める力
留学という、日本にいれば支えてくれるであろう人が誰もいない中で、なかなか自分らしい新しいチャレンジができずに悩む日々でした。そのような中で、一人暮らしで必然的に1人でいる時間が日本にいる時よりも長かったため、そんな自分と半強制的に向き合う時間をとることができました。留学を通じて、これまでは気づかなかった、もしくは目を背けていた自分の弱さに気づき、受け入れることができたように思います。
まずは、留学で向き合うことができた「自分の弱さを受け止め」た上で、それをどう克服していくのか、もしくはそれとどう共生していくのかを模索していきたいと考えています。
また、「幸せとは何か」という私の留学の命題についても、日本にいても引き続き考えていきたいです。
2019年
9月~
2020年
6月
SOASでは開発学の授業を中心に、政治学の授業を履修した。開発学の基礎をその歴史やプレイヤーごとの観点、今存在している課題など様々な観点から学ぶ授業や、Development from below(先進国や途上国政府などといった”上”ではなく、”下”である市民側からどう発展していくか)を考える授業をとった。また、アジア・アフリカの比較政治学の授業では、毎週個別の国を取り上げ、その政治体制について学んだ。結果としては、その全ての授業で単位を取得することができた。実践活動を行なったOxfamでは、様々なキャンペーン活動に参加した。最も成果を上げたものは、途上国の労働者の待遇・労働環境改善のため、スーパーに労働環境の良い状態でつくられたものを売るよう求める署名活動で、SOASの生徒に声がけを行い、50を超える署名を集めることができた。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
ロンドンは、様々な点で非常に魅力的な街でした。私は日本でもミュージカルを観ることが好きなので、ウェストエンドのミュージカルを気軽に観に行くことができる環境はもちろん魅力的でしたが、ほかにも、有名な美術館・博物館に誰でも基本的に無料で行くことができる環境から、普段の寮から学校に通う道のレトロで素敵な雰囲気まで、ロンドンのいろいろな部分をどんどん好きになっていく毎日でした。
授業の英語についていくこと・授業のディスカッションに参加すること・課題のリーディングを理解することが、特に最初は難しく感じました。私の場合は、特に開発学関連の単語に耳慣れないものが多く、その理解に時間を割いているとほかの部分が聞き取れずキャッチアップできなくなってしまう、というようなことが多くあったように思います。私は、課題のリーディングをできるだけ多く読むことにより、序盤の段階で開発学関連の単語に慣れるようにしました。これによって、授業全体の流れを掴むことやディスカッションへの参加が前より容易になりました。
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