留学内容
日本では経験できないような、ファッションの本場ならではの経験を積むことが最も大きな目標でした。しかし現地に行くまではインターン先は決まっておらず、自身の語学力にも不安があったので、まずは英語とフランス語に慣れるために大学で授業を受け、自由時間にはインターナショナルな友人とできるだけ時間と一緒に過ごそうと心がけていました。
出版系にも興味があったのでいくつも応募しましたが、出版系はネイティブレベルの語学力を必要とするので断念し、ファッションショーに関われるインターンをしようと方向転換。最初はLinkedInなどのプラットフォームやエージェントを介して探していましたが、なかなか上手くいかない上に変更申請が間に合いそうになかったので、最終的にはロンドン、ミラノ、パリいずれかの都市でファッションショーを開催するブランドすべてに自分で直接問い合わせました。
最終的にミラノを拠点とするANNAKIKIというブランドが1ヶ月受け入れてくれるということでそこでインターンを行うことになり、本番当日にはバックステージのタイムマネジメントやモデル・スタッフの対応を行う大役を任されました。
ファッションウィーク中の街の活気で満ちた雰囲気や、わずか20分もの間に多くのお金が注ぎ込まれるファッションショーの持つ意味などを肌感覚で感じられたのはとても良かったですし、将来の方向性に迷いがあった私にとっては、こういう仕事がしたいと明確化されたのが最も大きな収穫でした。