留学内容
私は、この留学でプログラミングの社会実装を学ぶ、生きた英語を学ぶ、異文化を知るという3つのことを軸にして活動してきました。
今まさに急成長しているマレーシアだからこそ体験できることをすることに特に力を入れ、科学館や博物館へのの訪問、コングレスへの参加等を行いました。また、体験したことを次の一歩につなげるために、マレーシアの伝統模様をパソコンを使ってデザインし3Dプリントしたり、優れたITシステムに感銘を受けWebサービスの開発を開始したりしました。
最終更新日:2023年07月03日 初回執筆日:2023年07月03日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC685点> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEIC860点> |
私は、この留学でプログラミングの社会実装を学ぶ、生きた英語を学ぶ、異文化を知るという3つのことを軸にして活動してきました。
今まさに急成長しているマレーシアだからこそ体験できることをすることに特に力を入れ、科学館や博物館へのの訪問、コングレスへの参加等を行いました。また、体験したことを次の一歩につなげるために、マレーシアの伝統模様をパソコンを使ってデザインし3Dプリントしたり、優れたITシステムに感銘を受けWebサービスの開発を開始したりしました。
5年前からプログラミングを独学で学んでいて、英語での情報発信も行うようになり、実際に海外でプログラミングを実践的に学んでみたいと思ったのが留学のきっかけになりました。当初はシリコンバレーの留学を計画していましたが、費用面やコロナの影響で断念し、協定校があるマレーシアを選択しました。
留学中に始めたWeb開発に非常に熱中するようになり、将来の進路が本当に大きく変化しました!マレーシアで見た、完璧を求めすぎず新しいものを取り入れていく精神に感銘を受け、新しいことにどんどん挑戦するマインドが生まれました。英語のレベルも格段に向上し、日本と違う文化をもっと探求していくきっかけになりました。トビタテから半年後にはシンガポールの留学を行い、次の行動にどんどんつながっていきました。
次の一歩につなげる力
同じことを体験したとしても、それをどう感じるか、どんな行動に繋げていくかで結果は全く変わってきます。留学前は、チャンスを見逃してしまうことが多かったのですが、今ではとりあえず挑戦してみるマインドが生まれました。次の一歩に繋げる力によって、新しい世界が見えるようになり、それがさらに次の行動につながるようになりました。
今後は、世界を変える力を持つWebサービスを開発することに力を入れていきたいです。AI、IT技術が世界を大きく変えていますが、これは始まりに過ぎないと考えています。まだ社会に実装されていない眠った技術をサービス化することで、社会に大きなインパクトを与えられると信じています。持ち前の実装力を生かして、技術を社会に提供する開発者になりたいです。
2022年
8月~
2022年
9月
UiTMの研究室に配属され、自分で活動を計画して実行していきました。20名以上の研究生とともに、ゲームを開発したり、マレーシアの伝統模様や日本の伝統模様の3Dデザインをしたりしました。他の研究生のナノ技術を応用した電気回路設計や、コンピューターを使った分子解析など、コンピューターを他分野と融合させる新たな知見が深まりました。UiTMとマレーシア政府主催のコングレスでは、情報技術、化学技術など多種多様な分野のスペシャリストの講話を大学生や社会人に混ざって聞くことができ、非常に貴重な体験でした。
研究生とは、マレーシアの伝統的な屋台、近代的な街並みなど様々な場所に出向き、異文化理解、英語、技術の社会実装を交流を通して学ぶことができました。100枚以上の折り紙を一緒に折るなど、日本文化もしっかり体験してもらうことができ、最後には私一人のために全員でお別れ会を開いていただきました!
学費:納入総額 50,000 円 |
住居費:月額 50,000 円 |
生活費:月額 100,000 円 |
項目:保険・航空機代 215,530 円 |
学費:納入総額 50,000 円 |
住居費:月額 50,000 円 |
生活費:月額 100,000 円 |
項目:保険・航空機代 215,530 円 |
夏場だったので長ズボンを一着しか持っていかなかったのですが、写真撮影のため到着当日に用意しなければならず、2km先のユニクロに買いに行きました。マレーシアは発展途上国ということは理解していましたが、歩道や信号がない場所がかなり多く、場所によっては文字通り道なき道を行かなければなりませんでした。さらに、Google Mapの表示の位置がずれていたため、本当に大変な思いでi-Cityという街に到着しました。
驚いたことに、i-Cityについてみると先ほどの道とは対照的に、まるで東京のような近代的な街並みが広がっていました!ボコボコの道の横に、ピカピカの近未来的な都市が広がっているというのはカオスでもあり、発展途上国の一番面白い部分なのではないかと思いました。
留学開始前から、留学終了後まで、留学先との連絡はいつもトラブルの連続でした。UiTMについて調べ始めた時も、ホームページに学校の住所や実施しているプログラムなど、知りたい情報が分かりやすく示されておらず非常に苦労しました。
さらに、担当していただいた教授と連絡を取り始めた際も1か月近く返事が返ってこないことがありました。何度もメールしても返事がないので、電話を掛けたら無事に返事をいただくことができました。どうしても上手くいかない場合はより強く大胆な手段を取らなければならないのだと実感しました。
また、今回のプログラムはUiTMが運営しているプログラムではなく、教授が特別に用意していただいたプログラムだったため、手続きがホームページに記載しているものと全く異なり、現在の進捗がつかめないということも大きな問題でした。さらに、特別な手続きを取ったためか学生証が帰国直前まで発行されず、IT化が進んでいるUiTMでの生活においてかなり問題になりました。結果的に、問題が起きるたび交渉によって乗り切り、トラブルに対応する力を伸ばすことができました。
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