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穴太 智子

出身・在学高校:
私立高田高等学校(三重県)
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2023年12月25日 初回執筆日:2023年12月25日

将来の夢を見つけた留学

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・現地校
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NEWTON MOORE SENIOR HIGH SCHOOL
  • オーストラリア
  • バンバリー・パース
留学期間:
3週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 400,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準一級>

留学内容

豊かな自然と独自の生態系を持ち、多文化共生社会と言われ、ボランティアが根付く社会福祉大国、オーストラリアで3週間現地校に通い、ホームステイを行いました。英語「を」学ぶにではなく英語「で」学ぶをモットーに、現地校で、海洋学やアート、プログラミング、インドネシア語といった日本には無い授業を含む様々な内容を学びました。また日本語を小学生に教えるボランティアを行い現地の小学生と交流しました。休日に、現地のBunbury HospitalとSt John of God Bunbury Hospitalに病院見学を行い、救急車の中や病院内に様々な施設を見学し、医師の方にお話を聞く中で、医療の多様性を目の当たりにし、医師になりたいという強い決意とともに、将来医学生あるいは医師として海外で医療を学びたいという夢ができました。

留学の動機

トビタテに応募する1年前の中学3年生の時にイギリスに2週間留学し、他国の同世代の学生の英語力に圧倒され、英語を継続して学ぶことの重要性を痛感しました。語学力だけでなく、「グローバルな視点での思考力や判断力」「多面的価値観」「自ら考え、判断し行動する力」の重要性を感じ、語学ではなく英語で学び、これらの力を身に付けたいと留学を決意しました。

成果

語学力の向上はもちろんですが、日本には無い授業やアクティブラーニング、プレゼンテーション、ボランティアや病院見学を通して「日本での当たり前は、世界での当たり前ではない」ことを知り、世界の多様性に触れ、視野が広がりました。そして医師を目指していた私にとって、オーストラリアの医療に触れ、高校生という夢に向かって走り出す段階で、現場で医療の多様性に触れ、将来の夢を見つけたことは大きな成果だと思います。

ついた力

行動力と挑戦力

もう一度留学を目指し、教室のトビタテのポスターを見て、勇気を出して応募したところから今回の留学は始まりました。留学前から全国の様々な分野の高校生と交流し、研修で「コンフォートゾーンからでること」の重要性を学び、勇気を出してホストファミリーに病院見学に行きたいと言ったその一言が、私が留学で将来の夢を見つけることに繋がりました。勇気を出して挑戦すること、そして行動することの大切さを実感しました。

今後の展望

将来海外で医療を学び、国際感覚を身に付け、患者さんから信頼される医師を目指したいです。また医学生の段階で再び留学し、今度は医学生の視点で、海外病院実習などを通して医療を学びたいです。

留学スケジュール

2016年
7月~
2016年
8月

オーストラリア(オーストラリア・パース)

バンバリーにあるNEWTON SENIOR HIGH SCHOOLに3週間通いました。ホームステイ先のスクールバディと最初の2週間ともに授業に参加し、最終週はアート、プログラミングや海洋学、生物学の特別クラスに参加しました。滞在中サイエンスの文化祭のようなイベントがあり、参加しました。また現地の小学生に日本語を教えるボランティアなども行いました。休日には病院見学を行い、Bunbury HospitalとSt John of God Bunbury Hospitalの見学を行いました。救急車の色さえも異なる、日本とは異なる医療や医療制度を学ぶとともに、ホスピタリティにあふれる病院の敷地内に日本庭園があることに驚きました。病院で出会った先生から、「いつかあなたが医師になって、また会えることを楽しみにしている。」とおっしゃっていただき、医師になる決意と、今度は医学の知識をつけた段階で再び留学し、海外の医療と医療の多様性を学びたいという夢を見つけました。
 ホストファミリーが馬を飼っており、乗馬をしていたので、スクールバディでもありホストシスターのKristyとOdetteと一緒に毎日馬のお世話をして、乗馬をしました。2人と一緒に毎日、映画を一緒に見たり、アイスクリームを食べたり、たくさん話をしたりしたことはホストシスターとして過ごすかけがえの無い思い出となりました。またお寿司や日本のお菓子パーティ、茶道など、日本文化の紹介もしました。
 海の浜辺をドライブしたり、地元のマーケットにショッピングに行くなど現地でしかできないことをたくさんし、ホストファミリーやクラスメイトと仲良くなり、楽しい思い出をたくさん作ることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

現地校
海洋学の授業
病院見学で出会った医師の先生との出会い
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

感謝してもしきれないお世話になった人は、私の大好きなオーストラリアの家族、ホストファミリーです。いつかまた会いに行きたいです。

馬とホストシスターKristy
みんなで海でドライブ

ココでしか得られなかった、貴重な学び

オーストラリアは自然豊かな国で、滞在中多くの動物に囲まれて過ごしました。中でも動物園で、カンガルーが放し飼いになっていて、間近でみることができたことは衝撃でした。動物が大好きな方は、ぜひオーストラリアに行ってみてください!

至近距離のカンガルー

食べ物が合わない時

  • 生活 : 食事

ホームステイ先で出してもらう食事が、野菜がなく、ハンバーガーや揚げ物祭りという経験をしました。朝毎日食べていたシリアルも体に合わず食べられなくなり、最初は我慢していたのですが、だんだん体に合わない食事がつらく感じるようになりました。しばらくして、食材を買いに行く際に野菜やヨーグルトを食べたいと言ったところ、すんなりと受け入れてくださり、りんごやバナナなども朝食べるようになりました。最初から自分の意見をはっきり言えば良かったと後悔しました。慣れないホームステイで、食事や体調について、私のように、自分の意見を述べることに勇気が必要な方もいるかもしれません。ですが、察する文化ではなく、自分に考えをしっかり説明しないと伝わらない文化の中では、できるだけ早く、自分の意見を述べることが重要です。特に食事や体調に関しては早く伝えるようにすることが大切だと学びました。

食事
お気に入りのアイスクリーム

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強。そして高校生での留学で、もし将来の夢がある程度方向性を持っている場合は、自分の興味のある内容により近い留学先やプログラムを探すことや何を留学中に学びたいか明確にしておくとより充実した留学になると思います。

留学を勧める・勧めない理由

留学では、多くの人に出会い親しくなることができ、多様な価値観とさまざまなことを学ぶことができます。旅行や新しいことに触れる、自分が知らない世界に飛び込むことが好きな人におすすめです。一方で、治安など安全面に関しては、日本にいる時以上に警戒する必要があると感じます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

トビタテを通じて多くの方に出会い、研修を通してより充実した留学にするためにはどうすれば良いかを考え、コンフォートゾーンから抜け出すことの重要性を学びました。その結果、現地校に通い英語で学ぶだけでなく、病院見学に行く機会に恵まれ、将来への大きな一歩を踏み出す最高の留学となりました。留学しようか迷っている皆さんやトビタテに応募するか迷っている皆さんには、ぜひ勇気を出して挑戦してほしいです!