留学内容
こんにちは!!小二田知希です。
僕は、夏休み1週間前の7月16日に日本を飛び立ち、最初の2週間はフランスのパリへ、後の2週間はオーストリアのウィーンへオペラ歌手の夢を追いかけ、行ってきました。
僕は小さい頃から歌うことが好きで、幼稚園に通っているときは平井堅さんの『別れうた』を車の中で何度も歌っていたそうです。音楽を習い始めたのも、それがきっかけだったらしいのです(両親曰く)。そうやって、歌を習いながら迎えた小学六年生。ある2つの経験が重なり、今の夢を追いかけるようになりました。その二つの経験とは、初めて自分の歌を聞いてくれた人が涙してくれた経験とホセ・カレーラスさんのリサイタルを聴いた時に、言語の壁を通り越して感動させられた経験です。この2つの経験から、人の心を動かせるようなオペラ歌手になりたいと思っていったのです。
僕の留学では主に3つの活動を行ってきました。
留学中の活動
①現地で活躍するオペラ歌手のマスタークラスを二カ国で受講すること
パリではDaniel ottevaere氏に、ウィーンではsona ghazarian氏のマスタークラスを受講しました。どちらの先生も現地で活躍するベテランオペラ歌手で、非常に学びの多い時間を過ごすことができました。
②本場のオペラや音楽コンサートを視聴
留学先の国どちらともで、本場の音楽に触れることができました。フランスでは、同じ指導者に教わっていた生徒、オーストリアではモーツァルトコンサートというものに、そして野外オペラの『カルメン』を観ることができました。心動かされる演奏ばかりでした。
③本場の文化や食を味わう活動
食:フランスは勿論フランスパン!ウィーンではシュニッツェルという伝統料理を味わいました。どちらの 国でも、米料理があまりなくパンやポテトばかりだったので、最初のうちはお腹いっぱいにはならなかったのですが、留学最後ら辺ではそれが好きになっていました。
文化:フランスではルーブル美術館、ウィーンではモーツァルトハウスなど様々な場所に訪れることでその国文化や作曲家の足跡を追いました。
どちらも、音楽の書かれた背景を知ることができ、歌っている際のイメージがより明確になりました。