留学大図鑑 留学大図鑑

いちご

出身・在学高校:
大分県立中津南高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年03月11日 初回執筆日:2024年03月11日

貧困問題の多様な解決策を探究する

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ホームステイ,CECジャパンネットワーク
  • フィリピン・アメリカ合衆国
  • ノースカロライナ・セブ島
留学期間:
2週間
総費用:
659,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 250,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検4級> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<英検準2級>

留学内容

私は貧困問題の様々な解決方法を探究するため、留学しました。先進国と途上国の貧困問題を比較することで、貧困を無くすためにどんな取り組みが有効なのか、学びたいと思ったので2カ国への留学を決めました。まず、アメリカではフードバンクのボランティアに参加して、先進国であるアメリカの貧困に対する取り組みや考え方を学びました。農業が盛んという特徴を活かした、活発な支援活動が行われていました。またフィリピンでは、CECジャパンネットワークによるボランティア活動に参加し、市内に住む子供たちやご家庭を訪問して交流を行ったり、インタビューを行ったりしました。フィリピンでは特に教育の重要さを感じました。

留学の動機

以前から留学に興味があり、行ってみたいと思っていました。そんな時に学校の先生にトビタテ留学ジャパンでの留学を教えてもらい、挑戦してみようと思いました。貧困問題をテーマにしたのは、小学生の頃に貧困に苦しむ人達の姿を見て、なんとかしたい、と思っていたからです。

成果

この留学では、貧困問題の実態を自分の目で見ることが出来たのがとても大きな成果だと感じています。アメリカでは、フードバンクのボランティアに参加する中で、また、ホストファミリーとの意見交流を通じて、アメリカの支援の仕組みや、貧困問題の実態、アメリカ人の貧困に対する考え方を知ることが出来ました。フィリピンでは、日本やアメリカとは全く異なった環境で、たくさんの刺激を受けました。教育の大切さも学べました。

ついた力

たくさんの人と関わる力

私は留学に行く前、他県の人と関わることすらほとんどありませんでした。しかしトビタテ留学ジャパンでの研修などを通じて、全国に友達が出来ました。みんなそれぞれ自分の軸を持っていて、とても刺激になりました。また、海外で生活する上で自分の使える英語を最大限に駆使し、たくさんの人とコミュニケーションをとったり協力して物事に取り組めるようになりました。

今後の展望

大学では国際関係学を学び、社会人になった時留学の経験や学びを活かし、貧困問題と関わっていきたいと思います。また、高校、大学に在学中も、自分に出来ることを常に考え、全ての人が幸せに生きられるような取り組みをしていきたいです。

留学スケジュール

2023年
8月~
2023年
8月

アメリカ合衆国(ノースカロライナ)

フードバンクで、ホストファミリーとボランティア活動を行いました。貧困家庭で、食べ物や日用品を必要とする人達に届けるための、物資の振り分けや整備を行いました。この活動を通じて、ボランティア活動をより身近に感じることができ、国の特色を活かした取り組みの重要さ、有用性を学ぶ事が出来ました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

20,000 円

フードバンクの外観
ボランティア活動の様子
美術館でのマーケット
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

20,000 円

2023年
8月~
2023年
8月

フィリピン(セブ島)

CECジャパンネットワークによるボランティア活動に参加しました。市内に住む子供たちを訪問し、日本の文化を通じた交流や食事提供を行いました。また、ご家庭を訪問しインタビューを行いました。治安の悪さや、経済格差の大きさを感じました。教育の大切さも、改めて知ることが出来ました。フィリピンでは、他のトビタテ生とホテルに滞在し、一緒に活動しました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

9,000 円

生活費:月額

50,000 円

セブ島の市街地
スラム街
活動中の様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

9,000 円

生活費:月額

50,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

今回の私の留学は、たくさんの人に支えられた上で成り立っています。応募の際に手助けをして下さった先生方、暖かく受け入れてくれたホストファミリーやバディさん達を始め、留学中にはたくさんの人に助けてもらいながら無事たくさんの学びを得て日本に帰ってくることが出来ました。特に感謝しているのは両親です。私の挑戦をずっと応援してくれて、傍でいつも見守ってくれていました。みんながいなかったら私の留学は成功していなかったと思います。本当に感謝しています。

ホストファミリー
CECボランティア

早めの準備が本当に大切

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

留学に行く際、入国に必要な書類、現地に滞在するのに必要な書類や持ち物などたくさんの準備が必要です。私は、留学前部活動や学校行事で忙しかったこともあり、準備を始めるのがとても遅かったです。そのため直前に焦って準備をし始め、飛び立つまでの2週間程は本当に大変でした。保険に入るのにもどれがいいのかわからず、クレジットカードを発行するのにも間に合わず。もっと早くからやっておけば良かったと後悔しました。周囲の協力のおかげで何とか間に合わせることは出来ましたが、もっと準備に余裕があれば留学中の活動ももっとたくさん出来ていたのではないかと思っています。

留学前にやっておけばよかったこと

私はアメリカでお味噌汁を作って振る舞ったのですが、なんと私が料理する前にホストファミリーがお味噌汁を作ってくれました。現地で日本食がどれだけ浸透しているのか、現地の人達はどのような生活をしているのかを事前にもっと調べておけば、現地の人が知らない日本文化をたくさん紹介できたのではないかと思いました。

留学を勧める・勧めない理由

これから何かに挑戦してみたい!という人や、旅行が大好き!という人は留学は絶対行くべきだと思います。挑戦してみることでたくさんの出会いや学びがあるし、留学に行く前の自分とは確実に違う、新しい自分になれます。今の自分の生活がどれだけありがたいものなのか私は留学を通して知ることが出来ました。また、自分はこの留学をやりきったんだ!という自身も得られるし、自分の将来を見つめるとてもいい機会になると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

今まで留学に行ってきた人たちも、これから行く人も誰もがみんな同じように期待や不安を抱えています。でも、挑戦しようとすることは本当に大切だと思います。準備から始まり、現地での生活もなかなか馴染めずに大変、ということだってあるかもしれません。でも、それが留学のいい所です!たくさん失敗して、たくさん成長して下さい。皆さんの留学が最高なものになることを願ってます。頑張ってね!!!