留学内容
フェアトレードと児童労働を軸にして探究活動をした。イギリスのランカスターではフェアトレードタウン運動の発起人ブルース•クラウザーさんの元でフェアトレードのチョコレートを作った。また、世界初のフェアトレードタウン、ビレッジなどを回った。また、他の活動家の方達と意見を交わし学びを深めた。これにより、日本でのフェアトレードタウン運動を活発にするヒントを得た。
ロンドンではガーナから直接輸入しているチョコレート屋さんへ取材を行った。公平•公正な取引とは何かを改めて考えさせられた。また、フェアトレードについての知名度は以前日本で行ったアンケートよりもロンドンの方が高かった。また、同時に行った買い物の時の意識調査についてもイギリスの方が意識が高く、エシカル商品を選ぶ傾向にあった。また、日本でもっとフェアトレードを推進するべきだと深く思った。このデータを使用して日本でプレゼンをする時に説得力が増し、より良い企画を通せると思った。
ガーナではカカオ農園に訪れたり、チョコレート工場に訪れ生産地から見たフェアトレードを探究した。
児童労働は無かったが沢山のストリートチルドレンがいて、衝撃を受けた。
また、イギリスの世界初のフェアトレードタウンとパートナーシップを結んでいるニューコフォリドゥアへ訪れ、カカオ農園を見学し、学びを深めた。
バンコクではクロントゥーイスラムを訪れ、散策をした。スラムといっても東京の下町の様な雰囲気で危ない空気は流れていなかった。ただ、ものすごいスピードで発展しているバンコクの中心地と比べると貧富の差が大きい事が分かった。
チェンラーイではフェアトレードの主要産物であるコーヒー豆の生産現場へ訪れ、採取した。実際にコーヒー豆を見て、現地の課題を予測する事ができたと思う。
全体を通してフェアトレードの推進•生産地両方の側面から見る事で自分が将来どの様な事をやるべきか明確にできた。また、児童労働•ストリートチルドレン問題を実際に目の当たりにして、子どもへの支援の大切さを学べた。