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Yusuke

出身・在学高校:
駒込高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

フェアトレードや児童労働問題など子どもたちに影響の出てしまう社会問題を軸に探究留学したい方は是非ご相談下さい。InstagramやFacebookでの質問大歓迎です!


最終更新日:2024年03月06日 初回執筆日:2024年03月06日

フェアトレードで児童労働のない世界へ!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The FIG Tree,Nkwa Foundation,Sharing Eco Tour & ​Homestay​,
  • タイ・ガーナ・イギリス
  • ランカスター・ロンドン・ケープコースト・バンコク・チェンライ
留学期間:
2.5ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 550,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検凖2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

フェアトレードと児童労働を軸にして探究活動をした。イギリスのランカスターではフェアトレードタウン運動の発起人ブルース•クラウザーさんの元でフェアトレードのチョコレートを作った。また、世界初のフェアトレードタウン、ビレッジなどを回った。また、他の活動家の方達と意見を交わし学びを深めた。これにより、日本でのフェアトレードタウン運動を活発にするヒントを得た。
ロンドンではガーナから直接輸入しているチョコレート屋さんへ取材を行った。公平•公正な取引とは何かを改めて考えさせられた。また、フェアトレードについての知名度は以前日本で行ったアンケートよりもロンドンの方が高かった。また、同時に行った買い物の時の意識調査についてもイギリスの方が意識が高く、エシカル商品を選ぶ傾向にあった。また、日本でもっとフェアトレードを推進するべきだと深く思った。このデータを使用して日本でプレゼンをする時に説得力が増し、より良い企画を通せると思った。
ガーナではカカオ農園に訪れたり、チョコレート工場に訪れ生産地から見たフェアトレードを探究した。
児童労働は無かったが沢山のストリートチルドレンがいて、衝撃を受けた。
また、イギリスの世界初のフェアトレードタウンとパートナーシップを結んでいるニューコフォリドゥアへ訪れ、カカオ農園を見学し、学びを深めた。
バンコクではクロントゥーイスラムを訪れ、散策をした。スラムといっても東京の下町の様な雰囲気で危ない空気は流れていなかった。ただ、ものすごいスピードで発展しているバンコクの中心地と比べると貧富の差が大きい事が分かった。
チェンラーイではフェアトレードの主要産物であるコーヒー豆の生産現場へ訪れ、採取した。実際にコーヒー豆を見て、現地の課題を予測する事ができたと思う。
全体を通してフェアトレードの推進•生産地両方の側面から見る事で自分が将来どの様な事をやるべきか明確にできた。また、児童労働•ストリートチルドレン問題を実際に目の当たりにして、子どもへの支援の大切さを学べた。

留学の動機

国際協力について調べてた時、自分と同じくらいの年齢の子が労働させられている事を知り、衝撃を受けたからです。私はどうしたらこの様な現状を変えられるのか調べました。その時解決する一つの方法として見つけたのがフェアトレードでした。生産者には適切なお金が入り、消費者は安心して購入する事ができる。児童労働の無い社会を目指すために留学を決意しました。

成果

今回の留学を通して子ども達を取り巻く社会問題により興味を持った。将来は児童労働問題やストリートチルドレンの問題に取り組みたい。子ども達の笑顔を守る事が最も重要だと思うからだ。そして第一に楽しい。また、フェアトレードについての活動も続けていきたい。留学を通してフェアトレード関連の知り合いがとても増えた。その繋がりを大事にして日本のフェアトレード普及にもより一層努めようと思った。

ついた力

行動、主体、語学、生命、忍耐、統率、力

色んな国を飛び回ったので生命力がとても上がったと思います!

今後の展望

大学卒業後は草の根の国際協力がしたいと考えています。現地の人に直接寄り添った活動をします。それが紛争、内戦、差別が絶えない現代において最も大切な活動だと思うからです。

留学スケジュール

2023年
9月~
2023年
10月

イギリス(ランカスター・ロンドン(どちらもイングランド))

イギリス・イングランドのランカスターではフェアトレードタウン運動の発起人ブルース•クラウザーさんの元で学んだ。フェアトレードのチョコレートを作った。砂糖など他の材料もフェアトレードのものを使用し徹底しているとこにフェアトレードへの想いが感じられた。また、世界初のフェアトレードタウンであるガースタンへ訪れた。ここではフェアトレード運動の黎明期の活動の形跡が沢山あった。また、スーパーマーケットでフェアトレード商品がどのくらい売られているか調査した。やはり日本よりも沢山の商品にフェアトレードマークがついていて日本での普及により一層努めたいと思った。また、教会でフェアトレードのコミュニティに参加して元児童労働者にお話を聞いた。また、他の活動家の方達と意見を交わし学びを深めた。世界初のフェアトレードビレッジであるハワースへ行きフェアトレードショップへ訪れた。小物や葉書など温もりの感じられる商品が沢山ありとても楽しい空間だった。教会で行われたヨークシャーのフェアトレード10周年イベントに参加した。 日本でのフェアトレードタウン運動を活発にするヒントを得た。別のフェアトレードの教会へ行ってフェアトレードのお茶やコーヒーが振る舞われているのを見た。ここから教会のコミュニティでフェアトレードが広まった事を身を持って学んだ。
ロンドンではガーナから直接輸入しているチョコレート屋さんへ取材を行った。公平•公正な取引とは何かを改めて考えさせられた。また、街頭インタビューを実施した。フェアトレードについての知名度は以前日本で行ったアンケートよりもロンドンの方が高かった。また、同時に行った買い物の時の意識調査についてもロンドンの方が意識が高く、エシカル商品を選ぶ傾向にあった。また、日本でもっとフェアトレードを推進するべきだと深く思った。まとめるとイギリスではフェアトレードの普及について熟考できた。また、日本との意識の差を学べた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

Fairtrade Yorkshireの会議に出席しました!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2023年
10月~
2023年
11月

ガーナ(ケープコースト)

ガーナでは生産地から見たフェアトレードを探究した。
児童労働は無かったが首都には沢山のストリートチルドレンがいて、衝撃を受けた。多数はナイジェリアから来た移民だそうだ。ここから移民に対する政策も必要だと思った。スーパーマーケットに訪れた。フェアトレード商品を探しましたがありませんでした。人々の意識の差とイギリスなどの先進国との貧富の差を感じました。街頭インタビューを行いました。フェアトレードという言葉が浸透していない為、ガーナで児童労働が存在するかどうかを調査しました。YESが多数派でした。ここから昔より減少しているとは言え、目に見えないだけで依然として問題があると思った。
一般的なカカオ農園に訪れた時、私はそこで衝撃を受けました。そこの村の方は現地語しか話せない方達でした。それは学校に行っていない事が原因らしいです。滞在先のケープコーストの中心地からそこまで遠くないのに学校に行っていないのには驚きました。さらに憶測なので確かな事は言えないですが、その子ども達も学校へ行っていなかったです。このカカオ農園に訪れたのは平日のお昼でした。しかし子ども達が村にいたので行ってないのでは?と怪しく思いました。また、学校に行っていないけどただ、遊んでいました。つまり児童労働は無かったです。学校に行っていない=児童労働なのかな?と勝手に思っていた自分の考えが甘かったです。また、作りかけで放置された病院などがありました。この様な点からよりカカオ生産者への支援が必要だと思いました。ガーナ最大級のプランテーション農場では沢山の野菜やプランテーン、お米を見た。今まで教科書の中だけで見ていたプランテーションを初体験した。また、移動の為、船で湖を渡った時、この湖で児童労働が行われていた。この辺りの地域は水道が通っていないので子ども達が飲料用の水を組んでいた。話を聞いてみると学校には行ってる様だ。それでも毎日水を汲むのは酷過ぎる。自分は最初それが児童労働だと気が付かなかった。情けない。自分の中での児童労働の認識が甘かった。これくらいはお手伝いの範囲だと思ってた。でも、気がついた。この地域では当たり前の光景になっているのかもしれないがこれは立派な児童労働だと思った。毎日子ども達が水を汲むのは昔からの風景かもしれないがそれも改善していかなければならないと思った。また、水道が通ってない事も政府に問題があると思う。
イギリスの世界初のフェアトレードタウンとパートナーシップを結んでいるニューコフォリドゥアへ訪れ、カカオ農園を見学した。ここで育てられたカカオの一部はイギリスで加工されるフェアトレードチョコレートになる。前の頁のイギリスで出てきたチョコレート作りにはここのカカオが使用されている。生産地と加工現場を両方見学する事でカカオの道筋が分かり学習になった。また、ガーナのチョコレート工場ではチョコレートの加工方法と輸出入について学んだ。
まとめるとガーナでは児童労働の現状と生産者側からの視点でフェアトレードを学んだ。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

フェアトレードのカカオ
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2023年
11月~
2023年
11月

タイ(バンコク・チェンラーイ)

バンコクではクロントゥーイスラムを訪れ、散策をした。スラムといっても東京の下町の様な雰囲気で危ない空気は流れていなかった。ただ、ものすごいスピードで発展しているバンコクの中心地と比べると貧富の差が大きい事が分かった。恒例のスーパーマーケット調査ではフェアトレード商品を3つ見つける事ができた。ただ、とても大きな店舗ですらあまりフェアトレード商品がなく驚いた。2カ所フェアトレードショップへ訪れた。今まで国際フェアトレード認証ラベルばかりを探究の対象にしていたが今回初めてWFTOのフェアトレードに触れた。雑貨やコーヒーなど様々な温もりの感じられる商品があった。いずれも山岳民族の支援によるフェアトレードだった。ここから伝統工芸品を守る為にも大いに有効なシステムだと再認識した。チェンラーイではフェアトレードの主要産物であるコーヒー豆の生産現場へ訪れ、採取した。実際にコーヒー豆を見た。また、村に訪れた時に沢山の子ども達と遊んだ。子ども達はみんなとても幸せそうだった。。決して生活は豊かでは無いけどなんだかみんな楽しそうでした。ここには児童労働は一切存在しませんでした。そういう幸せが溢れる世界を目指して活動したいと心から思った。 まとめるとタイでは山岳民族の支援を通したフェアトレードを学ぶ事ができた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

お米の脱穀を終え米袋を運んでいる。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

ガーナの首都アクラを訪れた時、ストリートチルドレンの姉と弟の様な姉弟にgive for 1 ₵!と言われた。でも僕はお金じゃなくてチョコレートを渡した。すると男の子はにっこりと満面の笑みで「チョコレート!?」と喜んでいた。僕はその笑顔を見て涙ぐんでしまった。日本の子どもだったらチョコレート1つでこんなにも笑顔になるか?こんな笑顔で言われたらさどうすればいいんだよ。と思った。そこでここでは児童労働の問題もあるが、ストリートチルドレンの問題にも目を向けたほうがいいと思った。
ビジネスや親の言いなりになってるケースだと考えられるが、あの屈託のない笑顔は決して裏切らないと思う。彼の笑顔は決して忘れられない。ここからストリートチルドレン問題にも興味が湧き、より子どもにシフトした仕事をしたいと思った。貧困の原因は親にあるが、子ども達を支援すれば親の悪い影響を受けずに成長できるのではないかと思った。児童労働やストリートチルドレンを産んでしまう原因は環境の要因が大きいと思う。その環境を支援によって打破したいと考える様なった。

ストリートチルドレンだと思われる子ども達

携帯が壊れた

  • 生活 : 携帯

携帯が壊れて約3週間携帯無し生活でした。海外では安全なプラグやコンセントを使おう!また、携帯ストラップやケースの使用をおすすめします!

壊れた携帯

これから留学へ行く人へのメッセージ

行ったもん勝ちです!