留学内容
羽ばたき型ドローンの性能向上を目指して、人工翅の製作に取り組みました。自身が所属する研究室で提案してきた「フィルムを三次元形状に立ち上げたり、硬い・軟らかい等のパターンを有する樹脂を作ったりできる技術」と、Hamed先生の専門である「昆虫、特にその翅や機械工学の知見」を組み合わせることで達成できると考えました。具体的には、トンボの飛行性能を向上させえている「翅の凹凸」に着目し、その形状の再現に取り組みました。また、化学の基礎知識や製作方法を研究室の学生に伝えることで、帰国後も人工翅が製作できる環境を整えました。