留学大図鑑 留学大図鑑

中島聖奈

出身・在学高校:
長崎東高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年07月03日 初回執筆日:2024年07月03日

オーストラリアから学べる学校教育

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・現地高校に通う
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • XAVIER CATHOLIC COLLEGE
  • オーストラリア
  • ニューサウスウェールズ州
留学期間:
5週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 490,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

小学校と高校に通い、生徒がどのような授業や課題に取り組んでいるのか体験した。また、先生方のテクニックや工夫、生徒への教育アプローチの仕方に違いが生じる原因について調査し、日本がオーストラリアから学べる学校教育の発見と日本の優れた学校教育の再発見に努めた。
オーストラリアでは
全ての教科を満遍なくできるようにし競い合うよりも自分が得意なものに特化する。そ
してそれを自分の将来に生かしていく。授業では鉛筆を動かすことより先生と生徒との間
でのやり取り、コミュニケーションを重視する。一方で、日本では知識を頭に詰め
込み常にランク付けをする。これは良い面でもあるが悪い面でもある。なぜなら、上位に行
くには全ての教科を満遍なくできている必要があるからだ。だから、日本
の学校教育で今後改善していくべき点は、机の上だけの学習で知識を大量に入れるよりも、その知識がどう将来につながっていくのか知り、コミュニケーション能力を養うことだと思う。

留学の動機

レクチャースタイルの授業が多く、得意を極めるよりも苦手を克服する方に重点を置き、一人一人得意不得意があるのに全員が同じ宿題をし、足並み揃えて学んでいく日本の学校教育に疑問を感じたから。得意なことを極められる時間があれば将来の夢に繋がるものを重点的に学び進路を考えるうえで良いと思うし、なんとなくで決めるのではなく本当に自分が学びたいことを学びに大学に行く学生が増えるのではないかと思った。

成果

オーストラリアでは勉強よりも様々な人と関わることを大切にすることを学んだ。高校生までは先生がいて良いほうに導いてくれたり選択肢を与えてくれたりするが、社会に出ると先生という存在がいない。社会に出ると教科書からではなく人から学ぶことになる。その時にコミュニケーション能力が大切になる。だから机の上だけの勉強ではなく多くの人との交流を通してコミュニケーション能力を高めることが大切だ。

ついた力

他者を理解する力

今まで異なる価値観を理解していたつもりだったが、気づかないうちに自分の主観が入っていて無意識に受け入れていない自分がいたことに気づいた。でも、留学を通して寛容な心を持ちこういう人なんだ、こういう考え方もあるんだ、この人ならどのような考え方をするかな?などと考えられるようになった。

今後の展望

私の理想の学校教育は一人ひとりの得意なことに目を向け、先生は答えを教えるのではなく、生徒が答えを導き出すのを手伝う存在であるものだ。これからどのような形で関わるか明確ではないが、何かしらの形で、より良い学校教育になるような教育カリキュラム制作に努めたい。

留学スケジュール

2024年
2月~
2024年
2月

オーストラリア(ニューサウスウェールズ州)

FRANCIS XAVIER PRIMARY SCOOLに通い、幼稚園から小学6年生のクラスに参加し一緒に授業を受けるなかで、日本の小学校の授業スタイルや先生のアプローチの仕方、システム、生徒の姿勢など違いやその原因を探究した。すべての教室で共通していたのは、積極的に発言する姿勢だ。彼らは、意見があるのに発言しない理由がない、と言っていて、間違ったら恥ずかしいなどという考えがそもそもなく、積極的に発言できる雰囲気が整っていた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

誕生日に校長先生や児童たちが誕生日プレゼントや手紙をくれた!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2024年
2月~
2024年
3月

オーストラリア(ニューサウスウェールズ州)

XAVIER CATHOLIC COLLEDEに通い、Year10の授業に参加したり、課題やテストに取り組んだりした。小学生に比べれば落ち着きもあり発言の回数は減っていたが(これは日本と同じ)、分からなかったらすぐ手を挙げ質問したり、意見を言ったりしていた。机も円形になっていたりして積極的に授業に参加しやすい環境が整っていた。課題は、答えがあるようなものではなく、エッセイやパワーポイント作成などそれぞれの意見をまとめるものが多かった。登校時間が遅く、下校時間が早いため、十分に自由時間を確保でき、得意なことにとことん取り組んだり、家族との時間を大切にできていた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

車で通学中〜今日は体育!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

ホストファミリーにビーチに朝日を見に行きたい!と頼んだら休日に連れて行ってくれた。このときだけではないが、オーストラリアの人たちは目が合うと知らない人でもみんなニコッとしてくれたりHow are you? と聞いてくれたりしてとてもフレンドリーで優しかった。もちろんオーストラリアのビーチ×朝日は美しすぎて言葉を失うほどだった。また、温かくフレンドリーでで美しいオーストラリアに訪れたい。

ビーチから見る美しい朝日

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

オーストラリアで初めてのサーフィンに挑戦した。簡単そうに見えてサーフボードの上に座ることさえ難しかった。3回ほどホストファーザーに連れて行ってもらったが、3回目の最後になんと、立つことができた!とても嬉しくて、何度失敗しても練習に付き添ってくれたホストファーザーに感謝している。

初のサーフィン

とにかく話す

  • 語学力 : 英語

英語力は本当にあって損はないので、できる限り教科書英語ではなく、ネイティブ英語を学ぶことをおすすめする。単語帳やテキストで勉強するのではなく、私はYoutubeのPodcastや英語に関するショート動画、洋楽、CakeやTedtalk、Lingochampなどの英語アプリをおすすめしたい。また、私は留学1ヶ月前からレアジョブ英会話で毎日30分間英会話をして言いたいことを言えるようなトレーニングをした。

これから留学へ行く人へのメッセージ

コミュ症仲間へ
母国語が通じる環境でも友達を作るのが苦痛、、、その気持ちめちゃくちゃ分かります。なぜなら、私がコミュ症だからです。ほんとに何度コミュ力さえあればと思ったことか。そんな私でもオーストラリアで友達を作れた方法があります。それは、「どうせみんな自分のこと忘れる」と思い込むことです。そうすれば失敗が怖くなくなってどんどん話しかけられるし本音で話せます!