留学内容
2024年3月から8月までの半年間、マレーシアのUCSI大学に留学しました。
UCSI大学では応用科学部(Faculty of Applied Sciences)の栄養系学科に所属し、肥満・時間栄養学を専門とする先生のもとで疫学的研究を行いました。400名以上のマレーシア人の詳細な食事摂取記録を元に研究を行ったことで、現地の人々の生活習慣・食生活について深く理解することができました。
最終更新日:2024年09月17日 初回執筆日:2024年09月17日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
2024年3月から8月までの半年間、マレーシアのUCSI大学に留学しました。
UCSI大学では応用科学部(Faculty of Applied Sciences)の栄養系学科に所属し、肥満・時間栄養学を専門とする先生のもとで疫学的研究を行いました。400名以上のマレーシア人の詳細な食事摂取記録を元に研究を行ったことで、現地の人々の生活習慣・食生活について深く理解することができました。
学部時代にモスクに出向き、ラマダンの時期に介入試験を行ったことがありました。その際に日本と異なる文化に驚き、肥満予防の観点での「夜遅くの食事は控える」ということが、わかっていてもできないという現状を知りました。
”誰もが健康を享受できる世界をつくる” この目標を達成するためには各国の文化・生活を知ることが必要不可欠であることに気づき、海外で生活し研究をすることができる研究留学に興味を持ちました。
新しい研究手法を英語で学ぶ必要があったので、最初はわからないことばかりで毎日不安でした。しかし取り組むうちに理解が進み、1ヶ月後には先生と議論できるまでになりました。最終的には半年の留学期間内で学会で研究内容を発表し、論文の第一稿提出を完了することができました。英語も上達し、私の専門「時間栄養学」についてプレゼンテーションをする機会もいただけました。
まずはやってみる力
留学中、最初はわからないことばかりで不安でしたが、毎日 ”まずはやってみる” という気持ちで研究を続けていました。そしてふと気づいた時には理解が深まり、先生とディスカッションできるまでになっていました。このことから何でもそのような前向きな気持ちで挑戦する姿勢が身につきました。
今は研究により肥満・糖尿病予防のためのエビデンスを構築することに注力していますが、これらのエビデンスを元に、実際に人々の健康に寄与していくためには政府や企業の力も必要不可欠であると感じています。
将来的には、産官学が一体となって ”全ての人が健康を享受できる世界" を目指して取り組む、そんなシステムづくりに挑戦したいと考えています。
2024年
3月~
2024年
8月
UCSI大学にて半年間研究留学しました。
研究・論文作成・学会発表のほか、地域のクリニックや病院を訪問するなどのフィールドワークもたくさん行いました。
研究のほか、趣味のランニングをマレーシアでも毎日続けていました。
イベントや大会にも参加し、マレーシアの主要なマラソン大会であるScoreマラソンでは女子フルマラソンで2位に入賞しました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
出会った人みんな優しく、たくさんの貴重な経験をさせてもらいました。
フレンドリーで温かくコミュニティに迎え入れてくれるマレーシアの皆んなが大好きです。
マレーシアの学生ビザは、留学先の大学を通して申請・手続きを進める必要があります。私は出発3ヶ月前の11月から準備をはじめました。余裕を持って早めに開始したつもりでしたが、冬休みやチャイニーズニューイヤーなどの祝日と重なってしまったということもあり、思ったようにやり取りが進まず、結局出発直前までVISA手続きが終了せずに焦りました。(何とか間に合いましたが、、)
手続き関係は早め早めに、そして何か他の人に期限付きのものごとをお願いした際には定期的にリマインドメールを送ることは重要だと思います。
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