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ゆい

出身・在学高校:
出身・在学校:
慶應義塾大学
出身・在学学部学科:
法学部政治学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2025年01月07日 初回執筆日:2025年01月07日

英国移民政策と欧州企業のESG経営を学ぶ

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • サウサンプトン大学人文科学部歴史学科
  • イギリス
  • サウサンプトン
留学期間:
9ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 730,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検1級、IELTS7.0> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEIC955点>

留学内容

サウサンプトン大学で、主にイギリスの移民政策と欧州企業のESG経営について勉強しました。また、大学の学生団体であるEnactusで学生主体のソーシャルビジネスのマーケティング、STARで難民支援の勉強・啓発活動に参加していました。さらに、大学2年間を通して活動していた、国際関係会 (I.I.R) International Week Tokyo の Prague支部のプログラムに参加しました。IW (International Week)とは、全世界20カ国に支部を持つ学生の国際交流団体で、世界約20カ国の支部ネットワーク内で学生を招待しあい、1~3週間の社会・経済・文化交流を行うプログラムです。

留学の動機

高校時代に日本語支援学校でボランティアをした経験から、移民政策に興味を持っており、より研究が進んでいるイギリスの大学への留学を決めました。また、ESG先進国である欧州でビジネスを学べることや、イギリスの文化・アクセントに興味を持っていたこと、教科書に載っているようなヨーロッパの歴史的建造物を自分の目で見たかったこと、も理由の一つです。

成果

移民政策の授業では、毎週5冊ほどの文献を読み、時代や状況に応じて移民や少数民族に対する態度が異なっていた歴史を学び、移民受け入れと多文化主義についてイギリス人らしさとは何かという観点から考察しました。ビジネスの授業では、CSRやESGの概念やその通説への批判的議論を学び、欧州企業の成功例・失敗例についても調査・議論しました。

ついた力

自己内省力

留学を通して、良くも悪くも一人の時間が増えたため、自分の成功や失敗の要因を分析し内省する力がついたと感じています。異文化の中で生活することで、自分の譲れない価値観は何かであったり、成長しなければいけない点は何かが、より明確になりました。

今後の展望

日本より遥かに多様なイギリスでの生活を経て、イギリスにおける移民への考え方を、アカデミックな側面だけでなく日常生活の側面からも学ぶことができました。現在は、イギリスでの学びを踏まえて、大学ゼミで「外国人労働者の受け入れが日本の労働市場にもたらす影響」について統計ソフトを用いて研究しています。また、ESG経営にも引き続き興味を持っており、そうした分野に関わることのできる就職先を検討しています。

留学スケジュール

2023年
8月~
2023年
9月

チェコ(プラハ)

大学2年間を通して通信局局長として活動していた、国際関係会 (I.I.R) International Week Tokyo の Prague支部のプログラムに参加しました。IW (International Week)とは、全世界20カ国に支部を持つ学生の国際交流団体で、世界約20カ国の支部ネットワーク内で学生を招待しあい、1~3週間の社会・経済・文化交流を行うプログラムです。IW Pragueでは、ハンガリーやイスラエル、チェコやポーランド出身の学生と交流し、ロレアルや42のオフィス、チェコの世界遺産の街並みを訪れました。普段あまり学ぶことのない中欧・東欧の歴史を知り、人柄を理解する絶好の機会でした。チェコ人が東欧と呼ばれるのが嫌いで中欧だと信じていることや、WW1とWW2でポーランドは領土の変更など大きな影響を受けたことや、比較的貧しい経済と言われる東欧ながらも非常に美しい景色があることや、チェコビールを非常に誇りとしている文化など、中欧と東欧をより身近に感じることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

IW Pragueの参加メンバーたちとプラハの街で
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2023年
9月~
2024年
6月

イギリス(サウサンプトン)

サウサンプトン大学で、主にイギリスの移民政策と欧州企業のESG経営について勉強しました。また、大学の学生団体であるEnactusで学生主体のソーシャルビジネスのマーケティング、STARで難民支援の勉強・啓発活動に参加していました。移民政策の授業では、毎週5冊ほどの文献を読み、時代や状況に応じて移民や少数民族に対する態度が異なっていた歴史を学び、移民受け入れと多文化主義についてイギリス人らしさとは何かという観点から考察しました。ビジネスの授業では、CSRやESGの概念やその通説への批判的議論を学び、欧州企業の成功例・失敗例についても調査・議論しました。実際に企業のESGレポートを読み込み、グループで改善点を考えてメールし、返信を受けてさらに議論するというワークも行いました。さらに、Enactusでは公式インスタグラムのマーケティング活動を担い、STARではメンバーで難民に関連するドキュメンタリーを視聴し議論するなどといった活動を行いました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

たくさん勉強したサウサンプトン大学の図書館
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

一緒に住んでいた8人のフラットメイトたちは、感謝してもしきれません。8人全員がイギリス出身のネイティブの生徒たちでしたが、いつも私が困っていないか気にかけてくれ、帰国前にはフラットメイトのおばあちゃんの家に旅行に行ったり、お母さんから誕生日プレゼントをもらったりするような関係になることができました。

私の誕生日パーティーを企画してくれたフラットメイトたち

時差で就活が難しい!

  • 帰国後の進路 : 就職(企業)

就活が早期化しており、留学中であった大学3年生の4月からインターンに応募し始めなければなりませんでした。残り少ない時間を留学先でしかできないことに使いたいという思いと、自分の志望する企業からの内定が欲しいという思いが交錯し、留学後半は睡眠時間を削ってしまいました。この課題への解決方法は正直わからないですが、webテストやGDの練習をさらに早くから始めて余裕を持っておくことが、一つの解決策かもしれません。

これから留学へ行く人へのメッセージ

とにかく英語もしくは留学先の言語を勉強することをお勧めします!私は、留学前に一生懸命勉強したつもりでしたが、イギリスアクセントの聞き取りにくさに苦戦しました。相手の主張を理解し自分の主張を伝えることさえできれば、新しいことを学んだり誰かに助けてもらったりすることのハードルが下がるはずです!たくさんの人とコミュニケーションをとって、たくさんの経験をしてきてください!