留学内容
本当に一人一人のやりたい教育ができる教育先進国には、世界幸福度との相関性が潜んでいることで人々がゆとりのある生活を送れるのか?ということをテーマに、教育先進国かつ世界幸福度の高い国であるイギリスのロンドンに行き、語学学校と図書館に行ってアンケート調査を行った。
今の日本の教育は、「世界の教育」についていこうとする姿勢が見られるが、実際やりたい教育の選択肢の多さによって、方向性の決断がない状態で、教育を進めることで学校への不満や意味のない教育へ反発があり、自分たちのやりたいことが理解されていないだけでなく、教育の方向性がバラバラであることで、日本の教育に無駄な時間が作られてしまったと私は考えた。それらに対して、自分は無駄な時間を作らず、人生にゆとりをもたらせる教育方法が存在するイギリスは、世界幸福度の上位の国でもあるため、教育方法と幸福度に相関性があるのではと考え、将来教育によってゆとりある生活を送れる日本を作るためにどうすればいいのか調査したいと考え、このような探究活動を行った。
そして実際にイギリスに行って、約150人にアンケート調査を行った結果、自分が予想していた回答とは大きく異なる結果を得ることになり、結論としては、勉強によって自分の幸福度が左右されるというわけではなく、自分自身が生涯を終えるまでにどう生きて行きたいか、または数年先のvisionを自分なりに調べて、いかに自分のことは自分で決めるという自己認識の強さが、幸福度につながっているのではないかというのが結論となった。