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A.O

出身・在学高校:
三田国際学園高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2025年01月22日 初回執筆日:2025年01月22日

パリオリンピックの持続可能な取り組み

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Bayswater Paris
  • フランス
  • パリ
留学期間:
5週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 670,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
フランス語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

フランス語の語学学校に通いながら、2024年パリオリンピックにおける持続可能性に対する取り組みについて探究活動を行いました。初めての屋外開催となったセーヌ川での開会式や、試合やイベントの観覧、市民の方やJOCの方へのインタビューを通して、環境への影響だけでなく、観光客の目線と市民の目線からのそれぞれのメリット、デメリットを学ぶことができました。

留学の動機

私は幼少期から人々に夢や希望を与えるオリンピックのような国際的なイベントが大好きでした。しかし開催国への財政的な負担を理由に、立候補する国が減っている事実を知りました。今回の2024年パリオリンピックは、歴史的建造物を試合会場として使用するなど、史上最もサステナブルな大会を目指していることを知り、この大会について探究することで、持続可能な国際的イベントの開催方法を学びたいと考えました。

成果

今回は初めての英語圏以外の国への単身留学でしたが、現地の方へのインタビューやコミュニケーションなどを通して、行動力が身につきました。

ついた力

楽観的に考える力

現地のフランス人と関わっていくうちに、物事に対して深く考えすぎなくていいということに気付かされました。道に迷ったら偶然通りすがった人に道を教えてもらったり、間違えてしまっても笑って許してもらえることがあり、必要以上に物事を気にしすぎなくていいと感じました。

今後の展望

高校卒業後は大学に進学し理系分野の研究を行いながら、ボランティアなどで国際的なイベントに関わっていきたいと考えています。

留学スケジュール

2024年
7月~
2024年
8月

フランス(パリ)

オリンピック開会1週間前から開会するまでは、開会前の大会を盛り上げるためのイベントへの参加や、パリ市民の知り合いや語学学校の先生に、オリンピックが生活にもたらした影響や今回の取り組みについてインタビューを行いました。また、ヴェルサイユで行われた聖火リレーを見に行きました。全体を通して、イベントはとても盛り上がっており歴史的な文化や建造物を生かしたフランスらしいものだったが、パリ市民は観光客や交通規制が増え、生活が麻痺してしまうと感じていました。
オリンピック期間中は、試合の観覧やイベントへの参加、JOCの役員の方へのインタビューを行いました。今回のオリンピックならではセーヌ川での開会式や、サッカー、バレーボール、スケートボードなどを観戦し、様々なイベントや試合が行われているコンコルド広場に入りアーバンスポーツに触れることができるConcorde Urban Projectに参加しました。加えて、メダリストたちがトロカデロ広場に集まり世界中のファンとセレモニーを行うチャンピオンズパークにも行きました。今までには無い、選手も観覧客も楽しめるイベントが毎日数多く開催されており、パリはとても盛り上がっていました。しかし、環境にやさしい大会にするためリサイクルを意識した取り組みが求められており、スポンサーはその厳しすぎる規制に少し不満を抱いているとわかりました。
オリンピック閉会後1週間は、オリンピックからパラリンピックへの移行や観光客が減ったパリの街の様子を調査し、ホストファミリーやパリにある日本文化会館の方にインタビューを行いました。オリンピックが閉会してからは観光客が目に見えて減りましたが、仮設会場の解体やパラリンピックへの準備に向けて駅や道路が封鎖されているなど、街への影響は残っていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

オリンピックの開会式にてセーヌ川を通る日本選手団
語学学校で知り合ったお友達とカフェでお昼ご飯
オリンピック中のトロカデロ広場
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

パリに住む父親の知り合いに、郊外で開催されるローイングの試合に連れて行ってもらえることになりました。会場に向かう際に、道に止まっていたオリンピックマークが書いてあるバスに乗ったところ、試合会場の関係者エリアに下されました。どうやら間違ってオリンピック審判団専用のバスに乗っていたことが判明し、オリンピックのスタッフの方にもなぜそのバスに乗れたのか、と笑いながら関係者エリアから追い出されました。

良い天気!ローイングの観戦
試合会場の様子

ステイ先での食事のバランス

  • 生活 : 食事

現地のホームステイ先での食事は味はとても美味しかったのですが、日本で暮らしていた時と比べ栄養に偏りがあり、体調が優れないと感じていました。ステイ先での食事は野菜は十分だったのですが、肉やお魚が少なかったため、現地のスーパーへ行きプロテインやハムを購入し体調管理に気をつけました。途中でホストマザーにそれが見つかり、それ以降普段の食事の中にお肉が増えました。何か気になることがあったらホストファミリーに相談することも大切だと思います。

留学前にやっておけばよかったこと

私は、時差ボケや気温が原因で何度か体調を崩してしまいました。また、現地の強い蚊に刺されてしまいましたが、日本のように良い薬が売っていなくて困ったこともありました。現地の気候や環境を調べるだけでなく、日本から対策を考えておくと留学中安心して過ごせると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

海外に1人で留学することはとても大きな挑戦だと思います。ですが、一生の思い出になるかけがえのない経験を得ることができます!どんなことがあっても留学中ならではの経験なので、悔いの残らないように留学生活を全力で楽しみましょう!