留学内容
"環境を再生しながら農業を行う”という画期的な農法として、海外を中心に注目を集めているのが環境再生型農業です。私は大学院を卒業後、この環境再生型農業を国内で実践していきたいと考えていました。そこで、この画期的な農業に取り組む農家さんから実技指導を受け、実践的経験と技術的知識を得るため、オーストラリアに渡りました。そして、実際に農業の現場でインターンやボランティア活動を行っていく中、「現在農地として使用されている場所は、かつて先住民族”アボリジナル”の土地であった」ことを知り、先住民族の壮絶な歴史的背景に強い関心を抱くようになりました。そこで留学の終盤は、彼らを理解するため、先住民族が住むコミュニティに足を運び、彼らと生活を共にしました。