留学内容
今回の留学では、実際に野生動物と共存生活をしている社会の成功例を調査したいと考え、固有種の多いオーストラリアへの留学を希望しました。日本と異なる種の生態系を深く理解し比較分析することで、様々な種に共通する生活や譲れない点を明確にできると考えました。また、相違点においては変化を許容できる点であれば受け入れることで共存が可能になると考えました。共通点と相違点を調査することで、お互いに無理のない共存社会を構築することができると考えています。
オーストラリアの中でも、特に、野生のコアラ(野良コアラ)が市街地に隣接する国立公園で生活し、共存しているヌーサでの留学を計画しました。ヌーサでは、語学学校での語学のレベルアップと並行し、国立公園やエバーグレーズでの調査や市街地での調査、インタビューにより野良コアラをはじめとする野生動物の生態系と市街地の住民の生活や意識を学びました。