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Yuna

出身・在学高校:
大阪府立水都国際高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

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最終更新日:2025年01月15日 初回執筆日:2025年01月15日

インクルーシブ教育について学ぶ!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • すみれ日本語教室
  • オーストラリア
  • ゴールドコースト
留学期間:
16日間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 470,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

●目的:インクルーシブ教育を学ぶ
●留学中の主な活動
①日本語教室ボランティア
バイリンガルの子どもたちへ日本語の勉強サポートを行いました。子どもたちとたくさん交流させていただいた中で、子どもたちは幼い頃から多様な環境で育っているため、「みんな違う」ということを自然に受け入れているように感じました。
②教育機関の見学とインタビュー
保育園から大学までの計7校を訪問しました。そこでは、サポートを必要とする子どもたちへの個別支援やイマージョン教育を通じて多文化に触れる機会も豊富に用意されていました。多様な背景を持つ子どもたちを受け入れ、支える仕組みが整っていることに感動しました。
③English Conversation
現地の図書館で定期的に開催されている英会話サークル English Conversationに参加しました。多国籍の方といろんなお話をすることで文化の違いなども学びました。

留学の動機

私は将来、特別支援の先生になり、インクルーシブな社会を実現したいと考えています。高1から学童保育でボランティアを行っており、保育園や福祉施設等の実習にも参加する中で、インクルーシブ教育に興味を持ちました。日本で広めるためには?という疑問から、現地の教育や考え方を知り、授業に参加して学びたいと考えました。福祉・教育先進国であり、英語でコミュニケーションがとれるオーストラリアへの留学を決めました。

成果

オーストラリアは多国籍で多様な文化が共存しているため、「みんな違って当たり前」という価値観が浸透しており、日本人の私もとてもあたたかく迎え入れてくださいました。教育には仕組みづくりも必要不可欠ですが、インクルーシブを特別ではなく、もっと身近なものとして捉え、個々を尊重することでお互いが生活しやすくなるものだと気付きました。そのため「他者を知ろうとする気持ち」がその広がりのカギになると感じました。

ついた力

コミュニケーション方法について考える力

自分の活動や気持ちを伝える際、自分のことを全く知らない人、文化や日常の言語が違う人に対して、わかりやすく伝えるにはどのようにするか?
意識をするようになりました。他者を考えたプレゼン資料の作成のためにも、できるだけ相手とコミュニケーションをとり、相手を知ることが大切だと感じました。トビタテを通じて、留学の機会だけではなく、他者とのコミュニケーション方法について考える力がつきました。

今後の展望

インクルーシブをより身近なものにするため、まず私が取り組めることとして、ボランティア活動の中で留学の学びを実践し、発表の機会やSNSなどを通して多くの人に発信していきます。学校生活だけでなく、社会全体で多様性を認め合えるよう、まずは「知ってもらう」ことが重要だと考えています。大学で教育や福祉を学び、将来、特別支援教育に携わる中で、留学で得たことを活かし、インクルーシブな社会の実現に貢献したいです。

留学スケジュール

2024年
8月~
2024年
8月

オーストラリア(ゴールドコースト)

○生活
・ホームステイで、ホストファミリーにとても親切にしていただきました。最寄り駅への送迎やお弁当、洗濯や生活全般、家族同様にしてもらいました。私のつたない英語にも根気強く耳を傾け、たくさん褒めていただき、自信が持てました。
・サーフィンを教えてもらったり、親戚との食事、友だち家族との宿泊キャンプにも連れて行ってもらったり、たくさんの経験をさせてもらいました。年齢の近いホストシスターやブラザーとテレビゲームやボードゲームなどもしました。
・ネット調べだけではわからなかった、自然豊かな環境(海、星、動物)と生活スタイルをたくさん知ることができました。
○探求活動
・教育機関(保育園から大学)7か所の見学やインタビューを行い、教育やインクルーシブについてのお話を伺いました。
・日本語教室で週3回、子どもたちの学習サポートをしました。多国籍かつ得意・不得意が異なる子どもたちと接する中で、インクルーシブ教育の重要性を実感しました。
・各図書館で行われているEnglish Conversationに参加しました。世代も国籍も異なる方々と、テーマに沿った話や来豪目的などのお話をしました。発音や言語の違いで苦労する時もありましたが、伝えようと努力し、英語へのコンプレックスも薄れていきました。
・留学中は、現地コーディネーターさんが場所の案内や学校の連携などサポートをしてくださり、心強く大変助かりました。
○留学全体
あっという間の留学期間でしたが、現地や日本国内、たくさんの方に助けていただき、初の一人渡航を楽しむことができました。また、探究活動を他国でできたことで、視野が広がり、自分の将来したいことがより明確となりました。積極的、前向きに取り組んでいた、と周囲から言っていただき、トビタテの経験を通して一歩成長できたと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ホストファミリーとゴールドコーストの海
日本語教室のボランティア
友達と初サーフィン
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ゴールドコーストおどろき集

①閉店時間・開店時間が早い。
ゴールドコーストの図書館は基本的に18時閉店で、スーパーも17時〜20時には閉まるところが多かったです。日本だと、夜に買い物に行くことも多いけれど、ゴールドコーストは早く閉まるので初日は驚きました。
②バスの次に停まる駅のアナウンスがない。
日本だと、次に停まる駅をアナウンスしてくれますが、ゴールドコーストのバスはアナウンスがなく、今がどこの駅かわからない状況でした。常にGoogleマップとにらめっこをしながら、自分の位置と降りるバス停を確認していました。降車ボタンを押すタイミングも難しく、感覚で押していました。地元の人達は慣れているので、景色だけで次に停まる駅を判断できるらしいです。
③たくさんの動物がいる。
カンガルーは動物園だけでなく、郊外では街中にもたくさんいました。みんな草の上に寝転んでいて、奈良の鹿みたいな感じでした。
オーストラリアで有名なコアラは、動物園で見ることができました。クイーンズランド州はコアラを抱っこさせてもらえる州だったのですが、動物園入場料+コアラ抱っこ+写真で1万円超えました!

18時で閉まる図書館
止まる駅のアナウンスがないバス
オーストラリアのコアラ

強い気持ちで挑む!

  • 語学力 : 英語

私は留学をするには英語力が十分といえませんでしたが、トビタテの存在を知り、熱意さえあれば留学に挑戦できると分かり、「自分も行ってみたい」と思うようになりました。
海外へ行ったこともなく、「留学=英語がペラペラな人だけが行けるもの」と考えていたので不安はありましたが、それよりも海外で探究活動をしたい、という気持ちの方が大きかったと思います。
実際に留学してみると、確かに生活の中で自分の意思を簡単にでも伝える力は必要でした。しかし、完璧な英語力は求められませんでした。留学中は「やるしかない」という精神で、人との会話や日常生活に積極的に入っていくことが大切だと実感しました。英語に不安があっても、挑戦する中で少しずつ慣れました。
そして、何よりも重要だと感じたのは、自分の英語力に自意識過剰なくらいの自信を持つことです。間違っても良いから伝えようとする姿勢が、現地の人々とのコミュニケーションや自分の成長につながったと感じます。限られた留学期間だからこそ、完璧を求めずに挑戦する勇気を持つことが成功への一歩だと気付きました。

英語でインタビュー
アンバサダー活動

強い気持ちで挑む!

  • 語学力 : 英語

私は留学をするには英語力が十分といえませんでしたが、トビタテの存在を知り、熱意さえあれば留学に挑戦できると分かり、「自分も行ってみたい」と思うようになりました。
海外へ行ったこともなく、「留学=英語がペラペラな人だけが行けるもの」と考えていたので不安はありましたが、それよりも海外で探究活動をしたい、という気持ちの方が大きかったと思います。
実際に留学してみると、確かに生活の中で自分の意思を簡単にでも伝える力は必要でした。しかし、完璧な英語力は求められませんでした。留学中は「やるしかない」という精神で、人との会話や日常生活に積極的に入っていくことが大切だと実感しました。英語に不安があっても、挑戦する中で少しずつ慣れました。
そして、何よりも重要だと感じたのは、自分の英語力に自意識過剰なくらいの自信を持つことです。間違っても良いから伝えようとする姿勢が、現地の人々とのコミュニケーションや自分の成長につながったと感じます。限られた留学期間だからこそ、完璧を求めずに挑戦する勇気を持つことが成功への一歩だと気付きました。

英語でインタビュー
アンバサダー活動

これから留学へ行く人へのメッセージ

トビタテを経験し、ただ海外を知るだけではなく、自分の目的を明確に持って留学することができました。新しい発見や現地での出会い、留学後は一人で留学したことによる自信や達成感がいっぱいあります。良いことばかりではなく達成できなかったこともありますが、それでも、留学を決心して、コンフォートゾーンである日本を飛び出して挑戦した時点で、必ず学びや出会いがあると感じました。ぜひ一歩を踏み出してみてください。