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河津 美希

出身・在学高校:
千葉県立佐原高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

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最終更新日:2025年01月15日 初回執筆日:2025年01月15日

世界を飛び回る英語教師になるために

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・現地校留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Bishop Druitt College
  • オーストラリア
  • コフスハーバー
留学期間:
3週間
総費用:
900,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 470,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

教育の質が良いとされるオーストラリアの現地の高校BDCに通い授業を実際に受けました。どうしたらより良い教育を目指すことができるかを探究するために、日本の学校の問題をオーストラリアとの違いから学び調査を行いました。
日本の私のクラスとオーストラリアの高校生に教育のアンケートをしました。また先生方にも行い、オーストラリアではインタービューをしてお互いの意見交換をしました。アンケートには発展途上国の子供たちについても答えてもらい、様々な考えを知ることができました。

留学の動機

将来、英語教師として日本で働きつつJICAに所属して世界のためにもよりよい教育を目指すことが私の夢です。そのために教育水準の高いオーストラリアで探究活動を行い、オーストラリアの優れた教育について学びその経験を今後に生かしたいと思いました。また、私は夢を実現するために留学を通して語学力とコミュニケーション能力の向上を図りたいと思い、この夢の実現に近づくために今回の留学を決断しました。

成果

あまりにも価値観が違くて、日本の当たり前は世界で通用しないことを改めて痛感しました。
それは日本の良さや問題に気づくこともできたし、お互いの文化を尊重し合うことの大切さを学ぶことができました。また、日本が愛されている国であることを知り、より日本に詳しくなり大好きになりました。
今回の留学を通して、留学という私にとっての大きな挑戦を成し遂げることが出来た自分に自
言がつきました。

ついた力

何事にも挑戦して行動する力

私はトビタテの一員として事前研修などを通して、高校生なのに学生団体や会社を立ち上げている人がいたり、地域のために何かを企画したり行動力のある同期が多くいることに刺激を受けました。また、自分も留学を成し遂げたことで自信がつき、行動しないと何も始まらないし失敗だってしないから、まずは行動してみようと思うようになりました。これからも何事にも諦めずに努力してチャレンジし続けたいです。

今後の展望

日本で教育関係の仕事に就いて子ども達に学ぶことの楽しさを伝えつつ、どうしたら生徒が意見を言いやすくなる生徒主体型の授業を作り上げることができるか、学校に行きやすくなるのか、楽しくなるのかなどを探究し続けられるようにしたいです。いつかJICAやNGOなどの組織に所属して発展途上国の学校で子供たちに授業をしたり、生徒たちの悩みを聞くようなカウンセリングをしたりして少しでも手助けをしたいと思います。

留学スケジュール

2024年
8月~
2024年
8月

オーストラリア(コフスハーバー)

Bishop Druitt Collegeという現地の小中高一貫校で実際に授業を受け、教育の違いや課題を分析しました。そのために授業内や休み時間を利用してインタビューやアンケートを実施し、教育に対する考え方にどのような違いがあるのかを探求しました。現地の先生方と教育について意見交換を行うことができてとても勉強になり、嬉しかったです。
また、小学校の授業を見学させていただいたり、自分でカリキュラムを作成することができたり、やりたいことを全て叶えてくださった素晴らしい学校でした。
そして、ホストファミリーが本当に優しく、日本料理を作ってくれたり、3人の小学生がいたのでゲームをしたり、英語がぎこちない私でも暖かく迎えていただきました。お別れをするのが本当につらかったのですが4月に日本に遊びに来てくれます!これからも交流を続けて行きたいです。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

小学校の授業の様子
演劇クラスのメンバー
お世話になったホストファミリー
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

日本語の授業でサポータとして先生の手伝いをしたことです。オーストラリアで最も学ばれている外国語は日本語だそうです。
小学生の授業では、日本の文化についてやアニメ、音楽、建物、祭り、電車、火山について、四季と食事の関係についてなど様々な質問に答えました。授業では五十音表の使い方や昔話を題材としていたことに驚きました。そして、小学生は『英語で日本を学ぶ授業』であり、まずは日本に興味を持つことからやるような教育方針にも驚きました。日本で外国語を学ぶときは文法から入るのでここでも教育の違いがあると思いました。また、アンバサダー活動で書道を教えることができたこともいい経験になりました。
中学生の授業ではややこしい助詞の使い方や発音について詳しく教えたりしました。
日本や日本語について考えさせられるような授業で、時々戸惑うこともありましたが改めて日本について知るきっかけになりました。
自分で授業プランを考えたりどのように教えたらわかりやすいかを考えることで、少し先生になったような気分でとても貴重な経験ができました。何より子供たちが日本語や日本について理解してくれて嬉しかったです。

タブレットを利用した日本語の単語練習
私が中学生の授業で実際にやった内容
アンバサダー活動の書道

諦めないで自信を持って!

  • 語学力 : 英語

私は幼い頃から英語が大好きで、洋楽や音楽を英語で聞いたり、スピーチコンテストや英検にも挑戦したりしていたので留学前は英語に自信がありました。たまに通じないことはあるかもしれないから少し勉強しておこうと思うくらいでした。
しかし、実際は自分が話す言葉は通じて話しかけてくれる言葉はわかったけれど、友達やホストファミリーなど、ネイティブ同士で話していることはほとんどわかりませんでした。友達の輪に入ることもホストファミリーが話していることもわからず最初の週はひとりぼっちになったようで本当に落ち込んでしまい、3週間もいられるのか不安になりました。
しかし、話しかけることを諦めずに頑張って聞こうという意識を持ち続けたことで最後には友達やホストファミリーとスムーズに話すことができました。
今回の3週間の留学だけで英語力が伸びたとは言いにくいですが、自分の英語力不足を実感したのでこれからより勉強していきたいです。

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強です。学校の授業だけではなく、独学でリスニングとスピーキングをアプリなどを活用してやるべきでした。もちろんネイティブのスピードで話すことはできませんが、少しでも聞き取れたり話すことができるだけで貴重な留学期間を充実した時間にすることができると思います。

留学を勧める・勧めない理由

留学で得ることができるのは語学力だけではありません。文化について理解したり、多様な価値観に触れるたりすることで視野が広がります。また、自分のことをよく聞かれるため自己分析をする機会が増えて、夢が具体的になり将来の進路について改めて考えることができます。確かに留学は費用も時間もかかるので行く人は僅かですが、私は留学を通して自信がつき、挑戦する力がついたので費用と時間をかける価値があると強く思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

きっと楽しみの反面、自分の語学力で通じるのか、住む環境はどのようなところか、食事は口に合うか、学校や友達についてなど色々な不安があると思います。しかし、留学をする人で不安がない人はいません。留学先には多くの壁があります。1つ乗り越えると次の壁があり大変なことはもちろんありますが、乗り越えるたびに成長できると思います。留学することは貴重な体験なので失敗を恐れずに、充実した時間を過ごしてほしいです。