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さら

出身・在学高校:
静岡雙葉高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

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最終更新日:2025年04月09日 初回執筆日:2025年04月09日

多文化共生を実現する教育を調査!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Hills International College
  • オーストラリア
  • ブリスベン
留学期間:
3週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 470,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級>

留学内容

多文化が共生すると共に、早期から日本語教育が行われているオーストラリアで、多文化共生のための文化や言語を学ぶ授業、イベントについて探究しました。3週間、現地の小中高一貫校でESLや日本語クラスの授業に参加しながら、先生方へのインタビューや日本語クラスでのボランティアを行いました。休み時間は現地校の本科生と交流し、小学生から高校生まで幅広い学年と関わることができました。アンバサダー活動としては、静岡のローカルフードである安倍川餅をESLの授業の中で作ったり、日本語クラスで静岡の特産物を紹介したりしました。また、休日はホストファミリーと共に、市が主催する「日本文化の日」のイベントを訪れ、実際の多文化に触れるイベントを体験することができました。

留学の動機

学校で行われた説明会で、実際にトビタテ生として留学した先輩から留学体験談をうかがい、先輩トビタテ生の姿に憧れたことが応募のきっかけです。また、トビタテの自分の興味のあるテーマで留学でき、アンバサダー活動などを通して留学を自分以外の人にも繋げることができる点にも惹かれました。留学テーマは悩みに悩み、興味のあった教育や多文化共生、日本語教育について探究することに決めました。

成果

私はこの留学を通して、さまざまな人と交流し、大切な繋がりを築くことができたと同時に、お互いに言語や文化を知る楽しさと難しさを実感しました。また、探究活動を通して、多文化共生を実現するために教育現場ができることとして、自然に多文化を知ることができるような環境を作ることが大切だという考えを得ることができました。留学を経て、自分の興味や挑戦の幅が大きく広がりました。

ついた力

諦めずにチャレンジする力

私は今までは、自分の伝えたいことを途中で諦めてしまうことがありましたが、分からないことを自分の英語で質問したり、話したりすることができるようになりました。留学中、ホストファミリーに自分の意志がなかなか伝わらなかったり、先生からの指示を受け取り違い、スピーキングの課題を作り直すことになったり、苦労したこともありました。だからこそ、諦めずに自分の伝えたいことを伝える粘り強さを得られたと感じています。

今後の展望

教育に対する探究心をこれからも大切にしたいです。また、地域の日本語教室で学ぶ外国人の方とおしゃべりするボランティアや学習支援ボランティアに挑戦し、トビタテでレベルアップした挑戦力を生かしたいと思います。

留学スケジュール

2024年
7月~
2024年
8月

オーストラリア(ブリスベン)

現地校の中でも主にESLで授業を受けていたため、英語を学ぶクラスが多かったです。テストの週もありました。現地校が30以上の国や地域から生徒が集まる小中高一貫校であったため、休み時間等では出身国問わず小学生から高校生まで幅広い学年の人と関わりを持つことができました。折り紙を一緒に折ったり、お寿司などのシールをあげたりしながら日本文化の紹介もできました。慣れてくるとCome here!とみんなが声をかけてくれるようになって嬉しかったです!休み時間を利用して先生にインタビューを行うこともありました。高校生の日本語クラスの見学、ボランティアでは、
3週間で計6回高校生の日本語を学ぶクラスに参加させていただきました。歌を使って活用を覚えたり、ひらがなの復習を日本文化のかるたを使って行ったりしていました。言語を学びながら文化を知る授業の工夫が分かりました。
放課後はホストファミリーと過ごすことがほとんどで、一緒にクッキーを焼いたり、映画を観たりした日もありました。

また、休日はホストシスターのお誕生日をお祝いしたり、日本文化のイベントやブリスベンの農業祭であるEKKAに行ったりしました。たくさんの人の支えのおかげで充実した時間を過ごすことができたと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

日本文化に興味のある小学生に日本文化を紹介
モーニングティーティーの時間に折り紙で一緒に鶴を折りました!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

日本のことが、とても好きになった瞬間

私はトビタテ生のアンバサダー活動に魅力を感じたことが応募の理由の1つでもあった
ため、地元静岡の魅力発言に力を入れました。自作のポスターで静岡を紹介したり、クラスメイトと静岡のローカルスイーツである安倍川餅を作ったりしました。日本語のクラスで特産物である桜えびを紹介したとき、先生がその日学ぶ文法の例文として、「桜えびを食べるために静岡に行く」という文をつくってくださいました。日本語の言語の学習と文化(日本の食べ物)が繋げて学びを実感すると同時にとても嬉しくなりました。また、留学中仲良くしてくれた現地校の友人が最終日にくれたお手紙に「私が日本に来た時に静岡を紹介してほしい」と書かれていたことも思い出です。
留学を通して、オーストラリアはもちろん、地元静岡や日本のことがより好きになりました!

日本語クラスで紹介したポスターを掲示してくださいました

ブリスベン空港にiPadを忘れる失敗…iPadは戻ってくる??

  • 帰国後の進路 : その他(インターンシップなど)

帰国時のブリスベン空港での保安検査でiPadをリュックから出した後、iPadをしまい忘れてしまいました。iPadがないことに気づいたのは日本に帰国した翌日の午後…。学校管理のiPadで、学校からの連絡が見れない、現地で撮った写真も見れない!と大焦りでした。
まずブリスベン空港とカンタス航空に問い合わせましたが、iPadがあるかどうか明確なお返事はいただけませんでした。その後、留学中からサポートしていただいたエージェントさんに連絡し、同時に学校で操作ができないよう紛失モードにしていただきました。海外のため追跡もできず、iPadがどこにあるか分からない中でしたが、空港で発見され、ブリスベンに住むエージェントさんが空港まで取りに行ってくださり、郵送してくださいました。約1週間後に届き、故障もなく現在も使うことができています。ブリスベン空港とエージェントさんに本当に感謝しています…!
1人だからこそ、忘れ物等にいつも以上に気を配り、最後まで冷静に行動する大切さを学びました。今回はブリスベン空港とエージェントさんが親切でiPadが戻ってきましたが、必ず忘れ物が戻ってくるとは限りません。これから留学される方は忘れ物(特に保安検査でのしまい忘れ)にご注意ください!

エージェントさんが空港まで取りに行ってくださったiPad

留学前にやっておけばよかったこと

留学前の事前学習が不十分だったな、と後悔しています。応募時に書き出した「留学前にやること」をいつやるかまで計画を立てておくべきでした。日本語クラスの授業でYouTube等を使うこともあったため、動画などを見て、授業の様子をイメージしておいたら役に立ったなと感じています。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学をおすすめします!私は留学を通して自分の興味と挑戦の幅を広げることができたと感じています。留学先でしか会えない人がいます。留学先でお世話になった先生の「あなたの大学に向けた、将来に向けたドアはどんなところでも開くよ。他の国に行っても、そのドアが開いて光が差すよ!」というお言葉が今も支えです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

「トビタテ生になったら1人で飛行機乗らなきゃだよ!どうしよう」と不安を抱えていた私でしたが、お伝えしたいのは、トビタテ留学に挑戦して本当によかったということです。挑戦しないで後悔より挑戦して後悔。しかし留学に挑戦して後悔することはありません!挑戦して失敗があってもそのすべてが経験になります。これから留学する方が現地で多くの挑戦ができ、充実した留学を実現できますように!