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こめこ

出身・在学高校:
茨城工業高等専門学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
情報系
在籍企業・組織:

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最終更新日:2025年04月01日 初回執筆日:2025年04月01日

ロンドンでのデジタル生活を調査!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Nacel English School London
  • イギリス
  • ロンドン
留学期間:
7週間
総費用:
1,250,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 410,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

イギリスは情報分野で最も進んでいる国の一つであり、例えば結婚届や確定申告など様々な手続きを1つの行政のウェブサイト(GOV.UK)で行えます。私はロンドンで、実際に生活に根付いているデジタルサービスを体験し、また使用者であるイギリス国民がどのように感じているのか、実態を調査することを留学テーマにしました。
現地では語学学校の先生に、身近なデジタルサービスを利用したりどんな手順で使うのかなどの説明を受けたりしました。また町で生活や観光をする中で様々なデジタルサービスを発見・体験できました。ロンドン市役所に行った際は、市役所内に職員以外の方がおらず、色々な手続きを市役所で行う日本との違いを確認できました。最後に語学学校の先生へデジタルサービスへの意識調査のアンケートをし、日本とイギリスの違いについて考えを深めました。

留学の動機

私は将来、日本の新しい社会システムの開発に情報分野で貢献したいと考えています。そのため今高専でプログラミングやインターネットなどについて知識を身に付けています。そんな中イギリス留学は今後の貴重な資料となると考え留学を決意しました。

成果

アンケート結果からデジタルサービスについて、イギリス人もセキュリティ面、サイバー攻撃に関する不安を抱えているもののサービスの利便性を評価していることが分かりました。またイギリスでの病院のかかり方やホストファミリーとの交流で得た現地の学校の雰囲気など、現地ならではの知識・体験もたくさん得られました。

ついた力

行動力

限られた期間にいろいろなことに挑戦しようと、留学中は毎日予定を立て行動しました。どんな成果を上げられるかより、まず行動するということができるようになったと思います。

今後の展望

留学後も日本の新しい社会システムの開発に貢献したいという考えは変わりません。ただ高専で勉強をしていく中で本当に情報分野を深めるのか迷いが生じた為、今後の進路など模索していきたいと思います。

留学スケジュール

2024年
2月~
2024年
3月

イギリス(ロンドン)

イギリスのロンドンにある語学学校Nacel English Schoolにてホームステイをしながら生活をしました。平日の午前は語学の授業を受け、1週間に1回語学学校の先生と個人レッスンをして、探究活動を行いました。語学学校には日本人も多くいましたが同じ家にホームステイしていたブラジル人の子や、一緒に授業を受けたメキシコ人の子と仲良くなれました。
具体的な探究活動として、個人レッスンではNHS(イギリスの国営医療システム)やVirtually Healthcareというアプリ(オンライン診療から処方箋を薬局に届けるまでが一括してできるアプリ)を通した医療機関の受け方や、Crime Stippersというサイト(緊急性のない犯罪活動の通報ができるサイト)を使ってみたり、GOV.UKでのパスポートの申請の方法、選挙の登録のオンラインでのやり方を教わったりしました。
またロンドンで生活する中で、例えば図書館でのセルフでの本の貸し借りサービスや電子図書館サービス、スーパーでの各自のスキャナー、公園にある無料ジム(アプリと連携し自分でメニューを組むことが可能)、博物館や美術館の作品とアプリの連携、イングランド銀行博物館で見つけたデジタルポンドの取り組みなど、様々なサービスを見つけられました。
ロンドンの市役所にも入ったのですが、カフェの利用客と職員の方しかおらず、様々な手続きで市民がたくさんいる日本の市役所との違いが再確認できました。これもGOV.UKなどデジタルサービスが発展しているからだと思います。
最後に語学学校の先生へデジタルサービスへの意識調査のアンケートをし、日本とイギリスの違いについて考えを深めました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

雨の日のロンドンの街並み。急な雨が降りやすかった。
ロンドン市役所。人が全然いない。
日本食を振舞ったときの画像。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

イギリスの田舎町に日帰り旅行をしたとき、帰りに予約をとっていた高速バス停に向かっていたのですがそこにいくまでのバスで逆方向のものに乗ってしまい、30分後に出発する高速バスに間に合わない状況になりました。高速バス停まで向かい走っているとき、ある車に乗っていたご婦人たちが「乗っていく?」と声をかけて送って下さり無事予約していたバスに乗れました。本当に感謝しています。
思い返すとロンドンでは、駅のホームで迷っていたら通勤中の方が声をかけてくださったり、オイスターカードでの返金の仕方が分からず困っていたら教えてくださったりと町の方がとても親切でした。おかげさまでとても充実した留学生活が送れました。感謝してもしきれません。

旅行先のレイコック。ハリポタのロケが行われ有名に。

10分前行動・事前チェックの大切さ

  • 生活 : 車

イギリスは日本よりも電車の遅延が多く、登校中の電車が止まるということが何回もありました。その上なれていない土地なので、例えば同じロンドン内でも電車で行くのに1時間以上かかる場所だったり、乗り場の分からないバス停だったりと予想外のことが起こると遅刻してしまうことがありました。その度に計画的な行動の大事さを身をもって知りました。

図らずも帰りが遅くなった上に電車を間違ったときの車内。

トビタテの留学期間申請は慎重に!

  • 費用 : 奨学金

トビタテの奨学金申請の際に留学期間の申請を行うと思います。私は留学期間を事前書類から数日増やしたのですが手続きが思うようにできておらず、本当なら2か月分もらえるはずの奨学金が1か月分のみの支給となりました。留学期間の変更があった際はきちんと学校と連携し、期間中に申請できるよう注意してください!!

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中私は観光と留学の違いについてとても悩みました。もちろん語学の勉強はしていたのですが空き時間に観光もしていたので本当にこれでいいのかと自問自答しました。ホームステイで私はあまり日本との違いを感じられなかったことも大きいかと思います。そんな中トビタテで探究活動することは、普通に生活や旅行する以上に理解が深められるため積極的な行動が充実感に繋がりました。細かい行動計画をおすすめします。