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陣内 直子

出身・在学高校:
市立札幌開成中等教育学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

留学中、学校の様子や感じたこと・学んだことなどを、タスマニアの風景や美味しかった食べ物の写真と一緒に投稿していたので、ぜひ見てみてください!質問や相談がある方は気軽にDMで連絡してください!いつでも待ってます!


最終更新日:2025年04月07日 初回執筆日:2025年04月07日

タスマニアへ!大自然の中での留学体験!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学、探求留学、現地高校
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ランバート高校(Lambert School)現地高校 普通科
  • オーストラリア
  • タスマニア州ホバート
留学期間:
約3ヶ月(76日間)
総費用:
949,915円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 710,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準1級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準1級>

留学内容

世界一の自然を誇るタスマニア島へ、一体何が自然環境を守る要因となっているのか、タスマニアに住む人々の日常生活での意識や取り組みを学ぶために約3ヶ月間留学を行いました。留学期間中は現地高校に通い、文学、数学、理科、音楽などの授業を受けました。そこでは現地の同年代の方々とともに環境問題について話し合う中で、意識の高さに驚きました。また、環境問題に気を遣っているお店に英語でインタビューを行ったり、現地の環境保護団体の講演会に参加したり、タスマニア島の数ある国立公園に行ったりすることで、探求テーマについて学びを深めることができました。夕焼けに染まる空や、キラキラと光る海、たくさんの鳥たちなど、美しい自然に囲まれて過ごした3ヶ月間を通して、コミュニケーション力の向上だけでなく、人とのつながりを広げることができました。

留学の動機

中学2年の時に「言語と文化」というテーマで弁論を行い、真に言語を学ためには、その言語が話されている地域の文化を経験することが必要だと気づき、留学をしようと決めました。私は自然が大好きです。タスマニア島は世界レベルを誇る豊かな自然が有名で、世界で一番二酸化炭素の濃度が低い水準にあることでも知られています。そんな場所で生活してみたい、自然を守るためにどんなことができるのか考えてみたいと思いました。

成果

食料品店、化粧品や石鹸を売っているお店など計5店にインタビューをし、例えば少し悪くなってしまったオレンジをその場でジュースにして売るなど、ユニークで画期的な取り組みを知ることができ、コミュニケーション力も向上しました。また、環境保護団体BobBrownFoundationの講演会に参加し、タスマニアの住民の環境問題への意識の高さや、環境保全のために行われている数々の研究について学ことができました。

ついた力

柔軟に対応する力

私が留学前に計画していた探求活動はたったの三つでした。しかし、現地へ行き、友達やホストファミリーに探求活動の話をすると、インタビューにおすすめのお店や探求内容に関わるイベントや機関を紹介していただき、活動の幅を大きく広げることで学びが深まりました。計画を立て直すなど大変な部分はありましたが、たくさんのアドバイスを聞き入れて柔軟に対応する力がつき、その大切さも学ことができました。

今後の展望

現地での探求活動を通して、環境問題のため、はもちろん、すべての事柄において日常生活での積み重ねが大切だということを学びました。今後は自分の、日本文化としての日常生活を見直して、良い習慣を作っていきたいです。また、今後はさらに科学的知見を深めて、環境問題などの現象を正しく理解できるような人になりたいです。

留学スケジュール

2024年
7月~
2024年
9月

オーストラリア(タスマニア州 ホバート)

平日は毎日現地高校に通い、数学、文学、理科、音楽、中国語、フランス語、セルフディフェンス、ドラマなどの授業を、日本と同じ高一の学年で受けていました。朝の10時にはモーニングティーという時間があり、友達とおしゃべりをしながら、学校専属のシェフが焼いたカップケーキやクッキーを食べました。私が通っていた学校は1学年8人ほどの小さい学校でしたが、その少人数を生かして、タスマニア大学の南極研究フェスティバルに参加したり、夜、みんなでお寿司を食べに行き、演劇を見に行ったり、タスマニアのオーケストラのコンサートを聴きに行ったり、などたくさんの校外学習に参加することができ、素晴らしい経験になりました。放課後は友達とショッピングをし、タスマニアはもちろん自然が豊かな海や森もあるけど、街も充実していることを感じました。休日はホストファミリーと一緒にタスマニアの島々にフェリーで遊びに行って絶景を見たり、国立公園に連れて行ってもらったり、探求活動をしたりし、タスマニアの自然にたくさん触れることができました。また、休日はホストファザーがオーストラリアの料理、シンガポール出身のホストマザーがシンガポールのカレーを作ってくれたり、私がお好み焼きなど日本の料理を作ったりし、食文化の交流をしたことも、とても良い思い出です。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

フェリーで連れて行ってもらったブルーニー島の絶景!
探求活動で訪れた施設にいた凛々しいクッカバラ!
綺麗な空!夕方に見える素敵な空にいつも感動していました。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

私が行った、7月〜9月ごろのタスマニア島では、とても虹が多く、1日に何度も違う虹を見ることができる日がありました。そして運が良ければダブルレインボーもくっきりと見ることができました。タスマニアに住む友達は毎回素通りしていましたが、私は虹が出るたびに写真を撮ったり、喜んだりしていたのも今となっては良い思い出です。そんな虹が私を勇気づけてくれたモノです。ほぼ毎日美しい虹を見て、元気をもらっていました!

ダブルレインボー!この日はうっすらと二重の虹がかかりました。

この国のことが、とても好きになった瞬間

この写真は友達とパン屋さんで食べたミートパイの写真です!左がマッシュルームビーフパイ右がポテトベーコンパイです。ミートパイはオーストラリアでとっても有名な食べ物で、オーストラリア人は平均して一年に12個ものミートパイを食べているそうです。私はこの留学でタスマニア島に来て、人生で初めてミートパイを食べました。そしてそのおいしさに感動しました!留学前まではチョコパイやアップルパイなど甘いパイが大好きでしたが、このミートパイを食べてから、私の中でパイといえばミートパイになりました。皆さんもぜひオーストラリアに行ったら、本場のミートパイを食べてみてください!きっとそのおいしさにハマってしまうはずです!

美味しかったミートパイ!

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

今回の留学では、留学準備中、留学中、留学後含めてたくさんの人にお世話になりました!感謝してもしきれません。ここでのあたたかい人との出会い、そして人とのつながりを今後の人生でも大切にしていきたいです。

宝物の友達や先生方からのお手紙

「使う」ことが話せるようになるための一番の近道!

  • 語学力 : 英語

留学が始まった最初の頃は、Yes,pleaseやNo,Thank youなど短い言葉しか返すことができず、そこから会話が続かないことがとても悔しかったです。そんな時、話せるようになるためには英語を「使う」ことが一番だと気づき、友達の言い方をそっくりそのまま真似してみたり、ホストファミリーには、もし私が間違った言い方をしていたら直してほしいとお願いしたり、メッセージを送る時にもいつもと同じ文章ではなく、違う言い方を試してみたり、など、とにかく使って、直して、また使うということを意識していました。語学力は留学前に伸ばしておくことがとっても大事ですが、そこから留学中にどんどん使っていくことがもっと大切です。留学後も使い続けて、伸ばしていけるように私も頑張ります!

留学前にやっておけばよかったこと

現地で話されている言語の勉強をたくさんしておくことを留学前にやっておけばよかったな、と思っています。留学した土地でたくさん話せれば話せるほど活動の幅が広がり、いろいろなことを学ぶことができます。そして何より友達やホストファミリーなどと話していて、ジョークが分かるとすごく楽しいです!

留学を勧める・勧めない理由

留学を通して、自分の中でもちろん良い変化もありましたが、悪い変化、変化しなければ良かった部分まで変わってしまったこともたくさんありました。日本に帰ってきた時には、そこに少し焦りを感じていたこともありましたが、今思えば留学前には想像できなかった未知の自分に会うことができ、とっても面白いと感じています。そして留学は何より本当に楽しいので、ぜひチャレンジしてほしいです!

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中、たくさんの学び、出会いがあると思います。一つ一つ大切にして、感謝の気持ちを忘れずに楽しんでください!応援しています!