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りかこ

出身・在学高校:
浦和実業学園高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

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最終更新日:2025年04月15日 初回執筆日:2025年04月15日

ダンスを通して様々な価値観を得る

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • SKOLA ENGLISH SCHOOL LONDON, PINEAPPLE DANCE STUDIO
  • イギリス
  • ロンドン
留学期間:
4週間
総費用:
1,100,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 410,000円
  • 選択して下さい 410,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準1級>

留学内容

スポーツ芸術コースで「ダンスを通して様々な価値観を得る」というテーマでロンドンに1ヶ月ダンス留学をしました。海外でダンスを習うことで、日本では得られない価値観を感じたいと思い、現地の人も他国の人も沢山生徒が来るような有名なダンススクール、pineapple dance studioに通うことを決めました。出来る限り沢山のジャンルのレッスンをとり、それぞれのダンスの個性を楽しみながらダンスと向き合うという新鮮な感覚で踊ることが出来ました。
現地では午前は語学学校、午後はダンススクールという、語学学校にも通いながらの生活でした。

留学の動機

私は10年以上チアダンスをやっていて、踊っていくうちにチアダンスだけでなくもっと色々なダンスも踊ってみたい!と思いました。そこで、ダンスという私の大好きなことを通じて世界に挑戦したいと思ったのです。また、せっかく新しくダンスを習うなら、日本とは表現方法が違う海外でダンスを習得して、日本では感じられないような価値観を感じたいと思い、ダンス留学を決めました。

成果

ダンススクールでは、普段踊る機会のないチャイニーズジャズやカポエイラなどのローカルなダンスにも挑戦しました。日本のダンスでは動き方やタイミングを正しいものに揃える事が多いですが、イギリスではダンスに正解などなく、踊る人にしかない個性を大切にし、どれだけ踊りに自分を出せるかという感じでみんながダンスを楽しんでいるのを見て自分も踊ることの喜びが爆発し、とても刺激を貰いました。

ついた力

挑戦する力

現地ではほとんど単独行動をしていましたが、1人だからといってどこにも行かずに誰にも話しかけずに終わるのはもったいない!と思い、1人でも観光地に沢山行き、近くにいた人に英語で写真をお願いしたり、全く知らないジャンルのダンスレッスンでも積極的に受けに行ったりしました。それまで日本にいた頃は何事も躊躇していましたが帰国後はとりあえずやってみる精神で様々なものに取り組むことが出来るようになりました。

今後の展望

私のように踊ることが大好きな子供たちに、海外でのダンス習得の機会を提供したいです。普段は日本でダンスを学び、たまにミニダンス留学として子供たちを海外に連れて行って、現地の子供たちと合同でダンス練習を行うというダンス教室を開きたいです。色んなダンスに触れてもらい、日本を超えて踊ることの楽しさを知ってもらいたいです。

留学スケジュール

2023年
7月~
2023年
8月

イギリス(ロンドン)

ホームステイは2件行きました。どちらもロンドン市内のお家でした。語学学校には3週間、ダンススクールは4週間毎日行きました。語学学校ではイタリアフランスウクライナポーランドスイスイスラエルオーストリア中国のお友達が出来て、帰国後一年以上経った今でも連絡を取りあっています。特にフランスの子は2024年のパリオリンピックの会場の写真を送ってくれました。リアルタイムで世界で行われていることを知ることが出来るので、世界中に友達がいるということはこの上なく素晴らしいことだと実感しました。あとは、イタリアのジェスチャーを教えてもらったり、特定の言葉を相手の国の言語ではなんというのかを聞き合ったりして、なかなか体験出来ないような貴重な毎日を送っていました。ダンススクールでは海外の表現方法に染まり、個性を前面に出して全力で楽しんでダンスを踊っていたら、レッスンの先生にみんなの前で表現方法を褒められたこともあります。これらの経験は私の一生の宝物です。

費用詳細

学費:納入総額

540,000 円

住居費:月額

430,000 円

生活費:月額

40,000 円

語学学校の前で撮った初日の写真
ビックベン
衛兵隊とバッキンガム宮殿
費用詳細

学費:納入総額

540,000 円

住居費:月額

430,000 円

生活費:月額

40,000 円

スペシャルエピソード

留学中にやってしまった、私の失敗談

これは1軒目のホームステイ先での話です。その家では洗濯物を自分の部屋で干すというルールがありました。イギリスの洗濯機で洗濯すると洗濯物が縮んでしまうという話を聞いたことがあったので、持参した洗濯ネットに洗濯物を入れて洗濯してもらいました。洗濯が終わった時にはホストマザーは不在で、ホストブラザーが伝えてくれました。洗濯ネットに入れていたせいで、洗濯物が十分に脱水されていないことに気づかないでそのまま干してしまったのです。すぐに水が床にポタポタ垂れていたのに気が付きましたが、床を濡らしてしまったという焦りで怒られると思ったのと、英語で何が起こったか伝えられる自信がなかったので、すぐにホストマザーには伝えないで隠し通して自分でどうにかしようと思いました。しかし案の定、学校から帰ってきた時に床が濡れてるんだけど!!と叱られました。ステイ先で何かやってしまった時は、そこは自分の家では無いので、隠さずに、翻訳機を使ってでもすぐに伝えるべきで、「ほうれんそう」の大切さに改めて気が付きました。

語学学校の遠足でケンブリッジ大学に行った時の写真

留学中に会話に困らないために

  • 語学力 : 英語

私が留学中に1番困ったことは、語学学校でできた友達や、日常生活で出会う人々との意思疎通がきちんと出来なかった事です。ロンドンには特にヨーロッパ圏からの生徒が多く、比較的スピーキングが得意な人達の中で授業に参加したり楽しく会話することは簡単なことではありませんでした。特に私は行く前にしっかりと英会話の準備をしていなかったため、最初の2週間程は周りの人とほとんど話が通じませんでした。今思えばもう少し英語が喋れたらもっと仲良くなれた友達もいたと思います。そうならない為に、行く前に英会話教室に通ったり、自分の探求に関する英単語などを予めよく確認しておいた方がいいと思います。

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強をもっとやって、スピーキングやコミュニケーションに関してももっと対策をしておくべきだったと思っています。

留学を勧める・勧めない理由

留学には絶対行ったほうがいいです。留学先で出会う人、場所、価値観、これらのものに感化させられて視野が広がるからです。実際私も留学時になんでこんな素晴らしい世界を知らなかったのだろうと思いました。そして学生時代に、修学旅行とはまた違った形で海外に行くことはとても素敵なことです。様々な文化に触れ、刺激的な毎日を送り、若い今だからこそ感じられる感覚があるからです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

これから皆さんが行く場所はきっと素晴らしいもので溢れていると思います。せっかく行くからには様々なものに挑戦して、一生忘れられない経験をしてきてほしいです。辛いことや越えられない壁があったとしても、世界に挑戦しようとしている皆さんなら乗り越えられると思います。応援しています!