留学内容
【研究活動】
ミバエは熱帯・亜熱帯の地域に分布し、数多くの果物(マンゴー、柑橘類、パパイヤ)や野菜(トマト、ナス、トウガラシ)に甚大な被害を及ぼしている。現在、日本には存在しないが、日本への輸入農作物や風に乗って侵入する可能性がある。日本が侵入を警戒している農業害虫である。世界で甚大な被害を及ぼしている農業害虫ミバエの野外における生態調査を行った。また、インドネシアでのミバエの農作物(トウガラシ)の被害を知るために他研究室の調査に参加したりした。
【学習活動】
パジャジャラン大学農学部で植物防疫に関わる講義を受講した。インドネシア・途上国・熱帯地域における植物防除の考え方や方針について学んだ。また、座学での学習だけでなく、熱帯に生息する害虫や昆虫の観察を学内の農場などで行った。