留学内容
留学前半は現地大学で研究を行った.留学後半はCNES(日本で言うJAXA、アメリカでいうNASA)でのインターンシップで,人工衛星TARANISの打ち上げミッションチームに所属し、現地職員と共同で研究を行った.また,大学主催のフィールドワークとして現地のエアバス社や欧州航空宇宙産業の機関を訪問したり、小型機の操縦訓練に参加したりした.
本業の航空宇宙工学とは別に、現地の日本食屋でシェフをしたり、バンドを組んだり、米国スタートアップでインターンを行ったりした。
最終更新日:2017年07月24日 初回執筆日:2017年07月24日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
留学前半は現地大学で研究を行った.留学後半はCNES(日本で言うJAXA、アメリカでいうNASA)でのインターンシップで,人工衛星TARANISの打ち上げミッションチームに所属し、現地職員と共同で研究を行った.また,大学主催のフィールドワークとして現地のエアバス社や欧州航空宇宙産業の機関を訪問したり、小型機の操縦訓練に参加したりした.
本業の航空宇宙工学とは別に、現地の日本食屋でシェフをしたり、バンドを組んだり、米国スタートアップでインターンを行ったりした。
欧州の航空宇宙産業には魅力が詰まっているから。
欧州の航空宇宙工学の発展具合を学び、日本の航空宇宙産業を見直せた。人工衛星打ち上げプロジェクトに関してのみではなく、ドローン開発やロボット操作など、幅広く学べた。
適応力
周囲の人の予測できない行動や、制度に対していちいちためらわずに対応できるようになった。
仕事とプライベートの両方を有意義に楽しめる環境づくり。
2015年
9月~
2017年
3月
大学院に入学し、授業と研究とインターンシップをを行った。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
私の大学のクラスメートは欧州各地から集まっているので、彼らの実家を訪れることでその国の文化を体感できる。例えば、仏国カンヌでは、友人の父親から、庭を左右対称に整えるという庭師の技について学んだ。イギリスでは温度計を用いた美味しい紅茶の淹れ方を教わったり、イタリアではパスタの料理に参加させてもらったり、ノルウェーでは実家を拠点にロードトリップにに行ったりした。
海外での友人作りは難しかったりする。言語が大きな問題となることがあるが、文化の壁も険しいことが多い。今回私が共有したいフランスでの経験は、「驚きと納得、理解」があると、長い友人付き合いができる事だ。
欧州人には、『日本人は真面目』という先入観があるが、これは友達作りには有利である。実際私は、以下のように「驚きと納得、理解」が築けて友人に恵まれた。まず、私が冗談を言えば、彼らの先入観は覆されて、存在感を与えることできる。私は、入学当初は冗談しか言わなかったため、「驚き」となって私の存在を強くアピールできた。また、相手の言うジョークはその場でメモをとり、知らない言語の時には、私の冗談集に直接書いてもらった。その姿勢が日本人は真面目という先入観と一致し、「納得」した。その時、私の冗談集の文化別に整理された過去のジョークが彼らの目に入り、『異文化を学ぼうという態度』を視覚的に「理解」してもらえた。このようなサイクルを経て、気の合う仲間に恵まれた留学生活を送ることができた。
『日本人は真面目』という先入観は、大きな武器である。先代の先輩方が築いてこられてこの遺産に感謝して、日本人であることを誇りに生きていきたい。
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