留学内容
アジア5か国で研究留学。
シンガポールでは6カ月テマセク研究所というシンガポール国立大学の研究機関で研究インターン生として実験を進めていた。テーマは魚類の性決定について生態系保全のための生態理解、また養殖技術への貢献を目指して行っていた。
その後、学生の間により幅広い分野に触れたいと考え香港・マレーシア・タイ・台湾はそれぞれ違うテーマを学びに1カ月ずつのラボローテーションを行った。
最終更新日:2020年07月13日 初回執筆日:2020年07月13日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 960点> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
アジア5か国で研究留学。
シンガポールでは6カ月テマセク研究所というシンガポール国立大学の研究機関で研究インターン生として実験を進めていた。テーマは魚類の性決定について生態系保全のための生態理解、また養殖技術への貢献を目指して行っていた。
その後、学生の間により幅広い分野に触れたいと考え香港・マレーシア・タイ・台湾はそれぞれ違うテーマを学びに1カ月ずつのラボローテーションを行った。
語学留学ではない、自分の今の力試しができるような留学、かつ大学院に進むなら得られる最大限の経験をしたいと思い計画を始めた。
また、私のテーマでもある生態系保全など地球規模に解決が必要な課題が多い中、研究こそよりボーダーレスに力を合わせる必要があると感じ、大学院での研究留学を決意。
一番は現地での出会いだ。知らない間に横並びを意識し、自分の人生を決めつけてしまうところがあったが多くの出会いによってより幅広い選択肢の中から人生について考えることができるようになった。また、アジアに留学したことで欧米英語ではない、ツールとしての英語に慣れることができ、英語を使ったコミュニケーションに自信をつけることができた。実験においても、成果は最終発表としてプレゼン発表と論文提出を行った。
何とかする力
10カ月、スーツケース1つでアジア5か国を渡り歩いたことで何とかしていく力が身についた。海外でのシェアハウス探しから始まり、携帯故障、財布の紛失など、ない中で何とかするしかない状況が自分を大きく成長させた。研究所では自分から動かないと何も始まらないが、動いただけでは認められず、何か形にしないと報告もすることができないことを思い知った。これによって、試行錯誤の方法、手段が自分の中で何通りも増えた。
留学中の多くの人との出会いにより人生における選択は常に最大限に持っていられるような生き方をしたいと考えるようになった。その選択肢の中で英語をツールに多様な人々と連携しながら、地球規模の課題解決に貢献し、未来の世代にも同じように多くの選択肢の中で選んで生きてほしいと考えている。私自身も今後の人生も迷ったときには可能性の広がる方を選んでいきたい。
2016年
6月~
2017年
3月
シンガポール国立大学にあるテマセク研究所という研究機関でインターン生として、実験生活を送った。教授はハンガリー人、先輩は中華系シンガポール人、インド人、マレーシア人、香港人と多国籍な研究室で2つのプロジェクトを進めた。
研究室外での活動では月一で理研シンガポールで開催されるワークショップに参加し、海外で活躍する研究者、理系出身の様々な分野の産業界で活躍している社会人と交流を深めることができた。ここでの学びや刺激は自分の将来について考えた時も大きく意味のあるものとなった。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
1970年
1月~
1970年
1月
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
留学中、実験が上手くいかない時期に研究室の先輩からもらったアドバイス(言葉)を今でも大事にしている。
アインシュタインの「Insanity is Doing the same thing over and over again and expecting different result」という言葉だ。自信がないせいか自分の腕を疑い、繰り返し実験をリピートしていたのに上手くいかず、途方に暮れていたところ、自分に自信をもって大胆に新しいことをやってみということを教えてくれた。失敗の中でもどうにか何かを得るためには何か新しいことを取り入れる大切さを学んだ瞬間でもある。この経験は今後も大切に、この言葉を思い出しながら生きていきたいと思っている。
私は修士1年目のほとんどを留学に費やすことができた。
教授との繋がりも強くなる大学院のほうが大学のカリキュラムを気にしないで自分の最大限の学びを優先した留学ができるというメリットがあると思う。また留学先を探す際も自分の研究テーマがあるため自己紹介の段階から興味を持ってもらいやすい。自分の教授のつながりでの紹介、その紹介の紹介など遠いつながりに感じる教授であっても自分のやりたいことをしっかりと伝えることができれば受け入れてくれる先生が多いと感じた。なのでせっかく大学院に進んだのであれば是非一度教授に聞いてみることを強くお勧めする。聞かなければ行かなかったかもしれない留学という新たな選択肢が増えるかもしれない。
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