留学内容
私は台湾の台北医科大学附属病院と、ハワイ大学の関連病院にて各々1ヵ月間、計2ヵ月の臨床実習を行った。具体的には、台北では家庭医療科、中国伝統医学科、リハビリテーション科で、ハワイでは内科実習と家庭医療科で実習を行った。
これらの留学先を選んだ理由には大きく3つある。
・1つ目は各国の家庭医療の在り方を学ぶこと。
上記の2カ国に加えて、事前実習として日本で家庭医療科を1ヵ月間実習した。各国の医療制度や、社会状況、家庭医の在り方を肌で感じることができ、視野を広げることができた。
・2つ目は東西の医学がどのように融合されているかを学ぶこと。
台湾では、東洋医学と西洋医学の融合を学ぶことができた。お互いの領域の得意な分野を補完し合っており、日本での東西融合の糸口を感じることができた。
・3つ目は臨床能力を向上させること。
日々の活動として、病院にて実践的に医療チームの一員として実習に参加した。具体的には、患者および家族とのコミュニケーションを図り、患者の医療面接や身体診察、上級医へのプレゼンテーションやディスカッションを行った。英語能力の向上はもちろん、系統的に考える能力やプレゼンテーション能力が向上した。