留学内容
「ミツバチの減少要因の探索」と「在来種ミツバチの利用可能性の評価」を目的に、イギリスで研究・調査活動を進めた。ミツバチは世界の食糧生産を支える重要な昆虫であるが、近年、CCD(蜂群崩壊症候群)や病原体の流行によるミツバチの減少が問題となっている。そこで本留学では、ミツバチの病原体の遺伝子解析においてトップレベルの実績を持つ研究者であるS. J. Martin教授(University of Salford)の元へ留学し、ミツバチの減少要因に関する最先端の知見を学んだ。また、イギリスは古くから伝統養蜂が盛んな国であるため、各都市のハチミツやミツバチに関する調査を行なった。