留学内容
マレーシアの最高学府マラヤ大学にて,「工業や生産プロセスにおけるリスクと安全性の評価」を修士課程の講義で学び,現地学生とグループワークや課題発表を行うことで日本人エンジニアとして海外でプロジェクトを行う際に必要な知識を獲得し,英語で議論する力を磨いた.また,専門にとどまらずイスラム法やマレー,中国,アラビア語といったマレーシアにおいて日常的に使用されている言語や宗教を履修することで,多様な文化やその背景にある様々な諸問題を学び,留学生や現地学生と意見を交わす中で「多様性を認め,日本のつながりと自分自身の意見を考え発言する」習慣が身についた.
インターンシップでは,マレーシアに支店を置く日系スーパーゼネコンで入札案件の資料作成補助や現場見学を通じて,海外の最前線で建設プロジェクトを遂行させる日本人エンジニアの働き方やコミュニケーション能力を肌で感じ,日本企業が海外で信頼を勝ち取り成長していく環境を体感した.また,インターン先のエンジニアの方の勧めで建築・土木の知識獲得に力を入れ,エンジニアとして最高峰の資格である「技術士」になるため,日々建築・土木の専門知識をインターンシップ業務が終了した後も勉強し続けた.