留学内容
イギリスでの建築の考え方を知り客観的に日本の建築を知るためにイギリス・グラスゴーで活躍し世界的に有名な建築家マッキントッシュを輩出したグラスゴー美術大学に交換留学をし、建築教育を受けた。10か月間でペアワーク・グループワーク・個人ワークの3つの実習課題を行い、様々な視点から建築を考えることができた。また、毎週行われていたヨーロッパ各国の建築家の講演会にできるだけ参加し、実際に働く建築家たちの考えも聞くことができた。
最終更新日:2017年10月23日 初回執筆日:2017年10月23日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
イギリスでの建築の考え方を知り客観的に日本の建築を知るためにイギリス・グラスゴーで活躍し世界的に有名な建築家マッキントッシュを輩出したグラスゴー美術大学に交換留学をし、建築教育を受けた。10か月間でペアワーク・グループワーク・個人ワークの3つの実習課題を行い、様々な視点から建築を考えることができた。また、毎週行われていたヨーロッパ各国の建築家の講演会にできるだけ参加し、実際に働く建築家たちの考えも聞くことができた。
学部の卒業論文でイギリスの建築を研究したり、夏休みを利用して1か月間イギリスに語学留学したりしたことをきっかけに、イギリスの建築をはじめとした文化に興味を持った。また、歴史的な建物を残しつつ比較的新しい建物との両立も実現しているグラスゴーで建築を学ぶことで日本の歴史的建築の保存問題を日本とは異なる視点から考えたいと思った。
今まで非常に狭い世界で生きてきたということをこの留学を通して身に染みて感じた。イギリスと日本の文化や建築の考え方そのものの違いが大きく、自分が常識だと思っていたものがどんどん覆されて、自分でも驚くほど考え方が変わっていくことに気づいた。特にグループワークで語学力や人間関係でとても悩んだが、それを乗り越えたことで自分にちょっと自信がついたと思う。
自分を信じる力
どちらかと言うと自分に自信がなくて話し合いの場などでも消極的になってしまいがちな人間だったが、向こうではそれは通用せず、何事も声に出して言わないと伝わらないし言ったり行動で示せば相手もそれに応えてくれることが分かってから、自分の言動に自信を持とうという考え方ができるようになった。
今回の留学で日本の建築を客観的に見ることができました。その経験を生かして建築士として日本の建築の良さを最大限に引き出せるようなデザインをしていきたいです。そのためにまずは資格の取得を目指します。
2016年
9月~
2017年
6月
グラスゴー美術大学の建築コースに所属し、計3つのデザイン課題に取り組んだ。ペアワーク・グループワーク・個人ワークを経験して、特にグループワークでは悩んで自信を無くしてしまったこともあったが、できることをやって堂々としていようと思ってからはメンバーとの関係も良好になり色んなことがうまくいくようになった。生活面では学校の学生寮に住み、4か国から来た5人のほぼ同い年の女の子とともにルームシェアをした。お互いの国の料理を作りあったり文化の違いを教えあったりして色々なことを知れた上に、かけがえのない友達になった。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
グラスゴー美術大学のクラスメートはイギリス内外の様々な地域から来ている人が多く、私のフラットメイトや仲の良かったクラスメイトもイングランド出身だった。日本では大学で一人暮らしをすると長期休暇に実家に帰るくらいだけれど、イギリス人はとても家族を大切にしていて、なんでもない週末にしょっちゅう帰ることが普通だったりして、驚いたけど素敵なことだなと思った。
ポンドのレートが高いこともあって、イギリスで外食をするととても高くついてしまう。また、揚げ物が多く味付けも素材の味といったものが多くて毎日食べるのはしんどく、とても和食が恋しくなってしまった。イギリスでは野菜や果物や肉が日本よりも安く、中国系のスーパーに行くと醤油・味噌・みりん・酒といった大抵の日本食に必要な調味料は手に入るので、滞在中は友達と出かける以外はほとんど自炊で日本食を作って食べていた。ただ、薄く切られた肉が無かったり、野菜もないものが多かったりしたのでそれは悩みの種だった。
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