留学内容
フィリピンではLOOBというNGOで現地インターンとして働きながら、コンセプシオン町というフィリピンのパナイ島の北東部に位置する、台風ヨランダの被災地の1つでもある地域で高校生20名を対象に、その高校生を防災リーダーに育てるプロジェクトを私自身で立ち上げ、毎月、自身で集めた約40名の防災の役所の方々や学校の先生方の協力者と連携しながら実施していました。また、このプログラムの最後には今回の私の留学のテーマである「防災×ディザスターツーリズム」に即して、レイテ島タクロバンに20名から選抜した高校生参加者3名を連れて、被災地から得られる災害への危機感を防災に活かすプログラムも行いました。社会学者の方やタクロバンの高校生とディスカッションを行ったり、被災した建物やモニュメントを訪れたりして、ディザスターツーリズムを防災に繋げるプロジェクトを行いました。NGOでは1年間フィリピン人と協力して仕事をしていました。そこでは日英の通訳をしたり、プログラムを英語で運営したり、フィリピン人スタッフと議論を重ね共に現地の課題解決に取り組んだりなどを行っていました。
インドネシアではスマトラ島沖地震での甚大な被災地であるバンダアチェとその他3地域に訪れ、各地域でホームステイをしながら被災跡や博物館などを周ったり、有識者とのディスカッションも多数行ったりして、ディザスターツーリズムを学びました。