留学大図鑑 留学大図鑑

ほのか

出身・在学高校:
久慈高校
出身・在学校:
弘前大学
出身・在学学部学科:
人文学部現代社会課程法学コース
在籍企業・組織:

・海外留学は、初チャレンジでした。留学のことについてや当時の心境など、なんでも聞いてください!


最終更新日:2018年01月15日 初回執筆日:2018年01月15日

よりよい弁護士になるための留学

留学テーマ・分野:
大学付属学校、ボランティア、インターン、フィールドワーク
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ニューサウスウェールズ大学付属学校、Australian Pro Bono Centre、Amnesty NSW
  • オーストラリア
  • シドニー
留学期間:
8か月
総費用:
3,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,600,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC600点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

 留学の目的は、将来、身近で利用しやすく頼りがいのある弁護士となるために、弁護士の社会貢献活動(プロボノ活動)を学んでくることでした。そのために、オーストラリアの司法環境の全体像を把握し、実際に法律に関係している人との接触を通して、法律家の社会貢献活動を考察しようと考えました。
 留学中では、インターンシップ、ボランティアとオーストラリアのコミュニティの中で、弁護士として働いている人と交流したり、大学教授の方に会ってお話しを伺ったりしました。その結果、弁護士として働き方が自由であること、弁護士が社会貢献活動をできる環境が整っていること(公益事務所の多さ)、そして何より、弁護士として社会的責務を感じている弁護士が多いことが分かった。
 また、私は海外留学自体が初めてだったので、多くの経験をし、将来のつながりになる点をたくさん打つことが自分の中で、この留学にかける全体的なテーマでした。

留学の動機

 私が留学を決意したのは、大学2年生の冬でした。2年の後期は、単位も順調にとり時間に余裕ができたことから、残りの大学生活についてを考え始めた頃でした。その時に、自分の将来をどうしたいのか考え始め、自分が純粋に興味があることに取り組んでみようと思いました。そして、自分が今やらなければならないこと・やりたい事を考えて、トビタテ留学を決意しました。

成果

・留学を通して、自分の強みや弱みに気づけたことが最大限の学びでした。経験を自分の中でより客観的に前向きに解釈できるようになった。
・海外で勉強していく中で、教養の幅を持つことは、自分の考えを構築するうえで大切だと感じた。
・シドニーはダイバーシティで、色々な価値観がある場所だった。相手の立場を理解する力の必要性に気づいた。そして、どんな世界でも、自分に信念・軸がある人は、魅力的に感じた。

ついた力

思考の柔軟・受け入れる・自分を知る力

思考の柔軟力・受け入れる力:この2つの力は、私が日本にいるときにはなく、ないことにすら気づいていなかった力でした。頑固に自分の意見を持ち続けるよりも、思考の柔軟性と相手を受け入れられる力がある人は、成長することに気が付いた。
自分を知る力:留学全体を通して、将来のビジョンに対する自分の思い・自分の強み・弱みを知ることができました。留学を通して、自分を振り返り、知ることができたと思います。

今後の展望

今後の展望は、この留学の成果を活かすためにも、まず弁護士資格の取得を目指し勉強することです。

留学スケジュール

2017年
3月~
2017年
10月

オーストラリア(シドニー)

2017年3月~ UNSWglobalでビジネス英語を学ぶ・Australian Pro Bono Centre、ホームステイ
   5月~7月 UNSWglobalで法律英語を学ぶ・裁判傍聴・模擬裁判・ホームステイ
   8月~ UNSW終了・Australin Pro Bono Centre・Amnesty NSWでボランティア・ホームステイ
   9月~10月 Australian Pro Bono Centre・Amnesty NSW・大学教授訪問・施設訪問
  

費用詳細

学費:納入総額

900,000 円

住居費:月額

800,000 円

生活費:月額

1,200,000 円

オーストラリアの連邦裁判所を見に行った時の写真
費用詳細

学費:納入総額

900,000 円

住居費:月額

800,000 円

生活費:月額

1,200,000 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

私が大切にしているのは、私は留学中に出会った人たちです。中でも、私が留学中に一番お世話になって支えてくれたのは、トルコ人家族でした。you are our daughterといっていつもかわいがってくれました。つらい時は相談に乗ってくれて、朝はキャンパスでコーヒーを飲み、たまにランチをしたり、ディナーを家族みんなで食べたりもしました。ある時、お家でnannyをしていた時に、彼らがトルココーヒー占いをしてくれました。その時、彼に言われた占いの結果は、今でも忘れない素敵な内容でした。それは、このトルココーヒーの後が示すように、「あなたにはしっかりとした自分の軸があるのだから、自分を信じていくことで、魅力的な女性になれるよ」という言葉でした。当時は、海外留学を機に、自分の見る世界が大きく広がり、不安を抱いていた時期だったので、とても心に来ました。

トルココーヒー占い

話し続ける!

  • 語学力 : 英語

オーストラリアに来た当初、英語もそんな流ちょうでもなく、完ぺきではない英語を話すことにとても抵抗があった。でも、大学の授業を受けたり、友達と話したりするときには、何か話さないと何も得れないことに気が付いた。そこで、お互いに切磋琢磨できるような友だち(自分が一緒にいて安心できる友だち)を見つけて、話すようになってからは、誰とでも英語を話すのが楽しくなり、英語力も伸びた。

大切にしている言葉をもつこと

  • 帰国後の進路 : その他(インターンシップなど)

留学中には、きっとたくさんの経験をして、たくさんのことを考えると思います。私もそうでした。その中で、どの経験も自分の解釈の中で生きるものなのだと実感しました。
でも、その中で私が絶対に忘れないようにしていたことは、 Play the infinity game という言葉で、自分の枠にはまらないで、とりはらおう!という言葉です。自分で勝手に限界線を決めてあきらめたり、逃げたりしないで、挑戦していこうと思いながら、留学中頑張っていました。
これから留学にいくみなさんも、自分の中に、なにか自分の軸になるような言葉や気持ちをもっていくと、きっと素敵な留学生活を送れると思います。

留学前にやっておけばよかったこと

語学力を付けること!
もう少し自分でアルバイト等をして、お金を貯めておけばよかった。覚悟を付けるためにも... 

留学を勧める・勧めない理由

何かを変えようと思っている人は、留学をすることで、たくさん得るものがあると思いますので、留学をお勧めします。

これから留学へ行く人へのメッセージ

今やっていることが、いずれ人生のどこかでつながって、実を結ぶと信じて頑張ってきてください。これが将来、大きな差をもたらすのだろうと漠然と思いながら、前に進み続けてください!