留学内容
テーマはインドネシアと日本の看護や医療の違いを知り、異文化での看護の発展に生かすことであった。
インドネシア大学 看護学部の授業聴講を行いながら、現地の病院や診療所、介護施設などの見学やインターンを行った。(RSCM救急病院、RSMM精神科病院、プスケスマスチマンギス、Rumat創傷ケアクリニック、Metta's クリニック等)
様々な経験をし、インドネシアの医療や看護を行う環境や設備は必ずしも日本と同水準とは言えないと感じた。しかし、様々な宗教的考えや文化が人々の生活の中に強く生きており、家族や友人を大切にする素晴らしい風土があると感じた。それらの考えのもと、高齢者の住処や病人の付き添いなど様々なことが日本とは異なっており、学ぶことも多かった。
今後、国を超えて人々が暮らしたり働いたり療養することが増える社会で、単に語学学習や本やメディアからの情報を得るだけではお互いが気持ちよく過ごすためには不足ではないかと強く感じた。
互いの信念や行動、言葉の概念を一つずつ確認したり、実際に自分の目で様々なことを確かめていく行動力が大切なのではないかと学べる留学であった。